NASA「アルテミスII」ミッション、いよいよ打ち上げ間近!半世紀ぶりの月周辺有人飛行へ
アメリカが主導する有人月探査計画「アルテミス」の初の有人ミッション「アルテミスII」の打ち上げが、数日以内に迫っています。1972年のアポロ17号以来、約50年ぶりとなる有人月周辺飛行に、世界中が注目しています。
クルーがフロリダに到着!歴史的ミッションへの意気込み
現地時間2026年3月27日、アルテミスIIミッションに挑む4名の宇宙飛行士が、アメリカ・フロリダ州のケネディ宇宙センターに到着しました。打ち上げは、早ければアメリカ東部夏時間2026年4月1日18時24分(日本時間翌2日7時24分)から120分の時間帯を予定しています。
今回のミッションクルーは、コマンダーのReidWiseman宇宙飛行士(NASA)、パイロットのVictorGlover宇宙飛行士(NASA)、ミッションスペシャリストのChristinaKoch宇宙飛行士(NASA)、そしてカナダ宇宙庁(CSA)のJeremyHansen宇宙飛行士です。
テスト飛行としての難しさを認識しつつも、前向きな姿勢
到着時の記者会見で、クルーたちは今回のミッションがテスト飛行であることを認識し、現実的な難しさを冷静に受け止めていることを語りました。天候や機体の状況によっては、打ち上げが数日、あるいは数か月延期される可能性も考慮しており、「期待せずに準備する」という柔軟な姿勢で臨むことを強調しました。
深宇宙を飛行する初の女性宇宙飛行士
ChristinaKoch宇宙飛行士は、今回のミッションで深宇宙を飛行する初の女性宇宙飛行士となります。しかし、彼女は個人の記録よりも、今後の月面着陸を目指すミッションの基礎を築き、クルー全員が安全に地球に帰還することを最優先の目標であると述べています。
大型ロケットSLSと宇宙船Orionの性能を検証
アルテミスIIは、NASAの大型ロケット「SLS(スペース・ローンチ・システム)」と有人宇宙船「Orion(オリオン)」の有人飛行試験という位置付けです。月着陸は行いませんが、この飛行を通して、SLSとOrionの性能を検証し、将来の月面着陸に向けた準備を進めることになります。
NASAの公式サイトでは、アルテミス計画に関する最新情報が公開されています。