イラン大統領、米国民へ書簡「この戦争は本当に『アメリカ・ファースト』か」
2025年9月25日、イランのマスード・ペゼシュキアン大統領は、米国のドナルド・トランプ大統領の演説を前に、米国民に向けて書簡を発表しました。この書簡は、米国の対イラン政策の根底にある「アメリカ・ファースト」というスローガンに疑問を投げかける内容となっています。
米軍による攻撃とイランの主張
書簡の中でペゼシュキアン大統領は、最近の米軍によるイランの「ドローン空母」への攻撃に触れ、イランとの戦争が米国の国益に合致しないと主張しています。彼は、政治的なレトリックの裏にある真実を見つめるよう促し、「この戦争は具体的に、米国民の真の国益にどうかなうというのか。このような行為を正当化できるイランの客観的な脅威は存在するのか」と問いかけました。
「アメリカ・ファースト」の真意を問う
ペゼシュキアン大統領はさらに、「『アメリカ・ファースト』は真に、現在の米政府の優先事項に含まれるのか」と述べ、イランを脅威とみなす認識は、権力者の政治的・経済的な思惑から生まれたものであると批判しました。彼は、イラン政府の行動は戦争の開始ではなく、正当な自衛であると強調しています。
イランの歴史と国民性
また、イランと米国の関係は誤解されていると指摘し、「イランは近代史において、侵攻や拡大、植民地支配の道を選んだことも、いかなる戦争も始めたことはない」とイランの歴史を振り返りました。さらに、「イラン国民は、米国や欧州、近隣諸国の人々を含めて他国に対する敵意はない」と述べ、イラン国民の平和への願いを訴えました。
インフラ攻撃の影響
最後に、イランのインフラに対する攻撃は、イランの人々だけでなく、国境を越えた人々にも影響を及ぼしていることを強調し、事態の深刻さを訴えました。この書簡は、CNNの報道によると、