アルテミス宇宙船、人類史上最遠距離飛行を達成!月へ迫る軌道で新たな歴史を刻む
米航空宇宙局(NASA)のアルテミス計画における宇宙船オリオンが、日本時間7日、人類史上最も遠い地点に到達しました。これは、1970年にアポロ13号が記録した約40万170キロを大幅に超える、約40万6800キロという驚異的な距離です。
アルテミス計画とは?
アルテミス計画は、NASAが主導する国際有人月探査プロジェクトです。この計画の目的は、再び人類を月に送り込み、持続可能な月面探査の基盤を築くことです。オリオン宇宙船は、その第一歩として、無人飛行試験を経て、今回初めて有人飛行に挑戦しています。
記録を塗り替えるオリオンの軌跡
オリオンは、地球から遠ざかる軌道を描きながら、7日午前7時44分ごろには月の裏側に回り込みました。これは、アポロ計画以来、54年ぶりとなる快挙です。そして、午前8時2分には月面から約6550キロまで最接近し、5分後には先述の通り、人類史上最も遠い地点に到達しました。
今後のミッションと地球への帰還
オリオンは、月周回軌道から地球へ向かう軌道へと進み、11日朝には地球の大気圏に再突入します。その後、米カリフォルニア州沖の太平洋に着水し、無事帰還する予定です。今回のミッションは、今後の月面着陸に向けた重要なデータ収集と技術検証を行うもので、宇宙開発の新たな時代を切り開くものと期待されています。
アルテミス計画の更なる情報については、NASAの公式サイト(