有人宇宙船「オリオン」、月の裏側を飛行!人類史上最遠距離記録を更新
宇宙飛行士4人を乗せた宇宙船「オリオン」が、人類史上最も地球から遠い地点に到達しました!NASAの月周回計画「アルテミス2」の一環として行われた今回のミッションは、56年ぶりの記録更新となる歴史的な偉業です。
打ち上げから最遠距離到達まで
「オリオン」は日本時間2日に打ち上げられ、5日目には地球よりも月の重力の影響を強く受ける「月の重力圏」に突入。そして、日本時間7日午前3時前、1970年にアポロ13号が記録した約40万170キロを超える距離に到達し、人類史上最遠距離記録を塗り替えました。
さらなる記録更新!月の裏側への挑戦
さらに、およそ5時間後の午前8時ごろ、「オリオン」は月に最も接近し、今回の飛行で最も遠い地点である約40万6800キロ離れた場所を飛行。新たな記録を樹立しました。この時、宇宙船は月の裏側に回り込んだため、地球との通信が約40分間途絶えるというハラハラする瞬間もありました。
アルテミス計画の今後
今回の「アルテミス2」ミッションは、将来の月面着陸を目指す「アルテミス計画」の重要なステップです。月の裏側は、地球からの電波が届きにくいため、探査が困難でしたが、今回の飛行によって、今後の月の探査に向けた貴重なデータ収集が可能になります。今後の「アルテミス計画」の展開に、大きな期待が寄せられています。
NASA公式YouTubeチャンネルでは、今回のミッションに関する映像が公開されています。