ロッテ新人・毛利海大、76年ぶり開幕投手でプロ初勝利!アマ時代から光る才能と負けん気の強さ
3月27日に開幕したプロ野球で、ロッテマリーンズの新人左腕・毛利海大投手が、なんと76年ぶりとなるルーキーでの開幕投手に抜擢され、見事プロ初勝利を飾りました!
高校時代から注目を集めていた逸材
毛利投手の才能は、福岡大大濠高校時代から多くの人に知られていました。世代屈指の剛腕として注目された山下舜平大投手(オリックス)の1学年後輩であり、2年秋からエースとしてチームを牽引。20年の秋季九州大会では準優勝、そしてセンバツ出場を決めました。
当時の毛利投手は、体格こそ細身でしたが、しなやかなフォームから繰り出される最速140キロの速球は非常にキレがありました。チームメイトの川上陸斗捕手(法政大卒)も「毛利は気持ちの強い投手。ピンチのときは『自分に任せろ』といってくれるので、こちらも助かります」と、その精神力とリーダーシップを高く評価していました。
センバツでは初戦でリベンジ勝利を挙げ、2回戦も制するなど、甲子園の舞台でその実力を証明。高い制球力を武器に、厳しいマウンドを力強く投げ抜く姿は、多くの人の心を惹きつけました。
大学時代を経てプロへ
毛利投手は、明治大学に進学後も着実に成長を遂げ、4年時には大学日本代表候補にも選出されました。最速145キロの直球と、120キロ台後半の変化球を操るその投球術は、さらに洗練されていました。
プロ入りへの強い思いを抱き、大学3年から4年にかけては徹底的にストレートの強化に取り組みました。「コントロールだけでなく、力で押し込める強さがあった方が抑えやすい」という信念のもと、練習に励んだ結果、全米の強打者を翻弄するほどの投球を披露しました。
昨秋のリーグ戦では3勝0敗と負けなしの快投を見せ、「ドラフト1位指名もあるのでは」との声も上がりました。そして、2023年のドラフト会議では、ロッテマリーンズから2位指名を受け、念願のプロ入りを果たしました。
プロ初登板、そして初勝利へ
キャンプ、オープン戦と好投を続け、ついに開幕投手に抜擢された毛利投手。プロ初登板となった西武戦では、140キロ台中盤の直球と、スライダー、チェンジアップを低めに集める丁寧な投球で、5回無失点の快投を披露。見事にプロ初勝利を飾りました。
マウンド上では常にポーカーフェイスを貫く毛利投手ですが、その根底にあるのは内に秘めたハートの強さ。その度胸満点の投球こそが、一軍の舞台でも結果を残せている要因と言えるでしょう。
今後の活躍に期待
毛利投手の活躍は、高校時代に球速が目立たなくとも、制球力に長けた左腕は、大学での取り組み次第で大きく成長し、プロでも通用することを証明しました。今後の更なる活躍に、多くのファンが期待を寄せています。