原油価格暴落!ホルムズ海峡開放で供給不安が後退、NYダウも急上昇!
17日のニューヨーク市場では、原油価格が急落し、株価が急上昇するという大きな動きがありました。その背景には、中東情勢の緩和期待と、イランの意外な発表がありました。
WTI原油価格が一時12%超下落!
ニューヨーク商業取引所では、原油価格の指標となるWTI原油の先物価格が、前日終値から一時12%以上も下落。1バレルあたり83ドル台まで値を下げました。これは、原油供給への懸念が後退したことが主な要因です。
ホルムズ海峡の航行が全面開放へ
この下落のきっかけとなったのが、イランのアラグチ外相によるSNS投稿です。レバノンとイスラエルの停戦を受けて、エネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡の全ての商船の航行を、停戦期間中「全面的に開放する」と発表しました。ホルムズ海峡は世界の石油供給の重要なルートであり、ここが閉鎖されると原油価格が急騰する可能性がありました。今回の発表により、供給不安が解消され、原油価格は大幅に下落しました。
NYダウも急上昇!高値更新
原油価格の下落を受けて、ニューヨーク株式市場も上昇しました。主要企業で構成されるダウ工業株平均は、前日終値から一時800ドル以上上昇し、4万9400ドル台をつけました。これは、米国とイスラエルがイランを攻撃する前の2月末以来となる高値です。素材やテクノロジー関連の株が特に買われました。
レバノンの停戦か、米イランの停戦か?
トランプ前大統領は16日、レバノンとイスラエルが10日間の停戦で合意したと発表しています。アラグチ外相が言及した「停戦の残り期間」が、レバノンの停戦を指すのか、それとも米国とイランの2週間の停戦を指すのかは、現時点では不明です。今後の動向に注目が集まります。
今回の原油価格の暴落と株価の上昇は、中東情勢のわずかな変化が、世界経済に大きな影響を与えることを改めて示しました。今後の情勢推移を注視していく必要があります。