AIブームの裏で静かに急成長!1.5兆円企業Vercelとは?
AI技術の進化が加速する中、ひっそりと存在感を増している企業があります。それが、ウェブアプリやAIエージェントの“置き場所”を提供するインフラ企業Vercel(バーセル)です。同社の評価額はなんと1.5兆円に達し、創業者のギジェルモ・ラウフ氏はビリオネアとなりました。
Vercelって何をする会社?
Vercelは、アンダーアーマーやストライプといった世界的ブランドも利用するデジタルインフラを提供しています。特に注目されているのは、オープンソースのウェブ開発フレームワーク「Next.js」です。多くの開発者に利用されており、AIコーディングアシスタントの学習データにも大量に含まれています。
AIコーディングとVercelの相乗効果
AIコーディングツール「ClaudeCode」(Anthropic社開発)でアプリを開発する際、Vercelがデプロイ先として提案されるケースが増えています。これは、まるでゴールドラッシュでつるはしとシャベルを売った商売に似ています。AIが大量のコードを生成する時代、それを支えるインフラの重要性が高まっているのです。
Anthropicの進化がVercelに追い風
Anthropic社が発表した最新AIモデル「ClaudeOpus4.5」は、AIコーディングの分野で大きな転換点になると期待されています。VercelのCEO、ギジェルモ・ラウフ氏は「これは世界にとって大きな転機になる」と語っており、AIによる自動化が進むことで、SaaS企業の存在意義が問われる「SaaSの死」と呼ばれる議論も起きています。
「つるはしとシャベル」戦略で成功を掴む
AIによってコードが大量に生成される今、それをホストする基盤を持つVercelは、まさに「つるはしとシャベル」戦略で成功を収めています。ラウフ氏は「我々は最終的に、この新しいソフトウェア世代のインフラ層になりたい」と意気込みを語っています。今後のVercelの活躍から目が離せません。