「ゲージツ家のクマさん」篠原勝之さん、84歳で逝去 亡くなる朝には「オサラバの時がきちゃったよ」とメッセージ
「ゲージツ家のクマさん」の愛称で親しまれた美術家の篠原勝之さんが、4月17日に84歳で死去されました。その訃報は、25日に篠原さんのインスタグラムで発表されました。
篠原勝之さんの人生と功績
1942年に札幌で生まれた篠原さんは、高校卒業前に家出をして上京。武蔵野美術大学を中退後、グラフィックデザイナーとして広告業界で活躍されました。その後、挿絵画家や絵本作家としても活動し、鉄や土を素材としたユニークな創作活動を展開しました。
また、テレビ番組『笑っていいとも!』や『たけしの誰でもピカソ』などにも出演し、そのユーモラスなキャラクターと型破りな発想で多くの人々を魅了しました。
最期のメッセージと遺志
篠原さんのインスタグラムでは、亡くなる日の朝に口頭で伝えられたというメッセージが公開されています。
「ついにね、オサラバの時がきちゃったよ。いろいろ、みんなに親切にしてもらってありがとう。いっぱい感謝して、旅にいきます。アバヨ」
篠原さんのインスタグラムでは、その人柄が偲ばれる言葉が綴られています。「ヒトからどう見られようと、どんな時も、今おかれている状況を面白がって、一生懸命に力のかぎりを尽くす。その在りようは最後の最後まで変わりませんでした」「『残っている力をぜんぶ出しきって終わりたい』」「語っていた通りに離陸(晩年、好きで使っていた言葉です)しました」
通夜・葬儀について
篠原さんの遺志により、通夜・葬儀は行われず、20日に親族だけで見送られたとのことです。
篠原勝之さんの独創的な才能と人生は、多くの人々の心に深く刻まれることでしょう。