中学受験校選び、受験生と保護者の重視ポイントは?最新調査で明らかに
この春、私立・国立中学校を受験した受験生と保護者を対象とした調査結果が発表されました。栄光ゼミナールが実施したこの調査から、学校の教育方針・校風が、受験生・保護者ともに学校選びで最も重視されるポイントであることが明らかになりました。
中学受験を考えるきっかけは?親子で異なる役割分担
調査によると、中学受験を最初に考えたのは、保護者の母親が約半分(49.9%)を占めています。次いで、子ども本人(28.0%)、父親(21.3%)と続いています。しかし、実際に学校を選ぶ段階になると、約半数の家庭で受験生本人が主体となって決めていることが分かりました。親は情報収集やサポート役、子どもは自分の意思で学校を選ぶ、という役割分担が見られます。
第一志望校決定のタイミングと情報収集方法
第一志望校を決める時期は、小学5年生が最も多く(37.3%)、次いで小学6年生の夏休み前(24.3%)、夏休み以降(22.1%)となっています。学校選びの情報収集には、学校のイベント(86.3%)や学校ホームページ(64.4%)が活用されているようです。実際に学校の雰囲気や情報を直接確認することが重要視されていることが分かります。
学習面で重視するポイント、受験生と保護者の違い
志望校・受験校を選ぶ上で、学習面について重視するポイントは、受験生・保護者ともに学校の教育方針・校風がトップ(受験生80.6%、保護者86.5%)でした。ただし、受験生は「学習に集中できる環境(施設・設備)」をより重視する傾向があり、保護者は「大学進学への実績」「指導内容やカリキュラム」「成績・学力に相応」をより重視する傾向があることが明らかになりました。親は結果、子どもは環境を重視する傾向があると言えるでしょう。
受験を通じて「勉強の楽しさ」を感じる受験生は約8割
中学受験を通じて勉強が楽しいと感じるようになったかという質問に対し、「そう思う」が39.9%、「ややそう思う」が39.2%と、約8割の受験生が中学受験を通じて「勉強の楽しさ」を感じていることが分かりました。中学受験は、単なる進学のための手段ではなく、子どもたちの学習意欲を高めるきっかけにもなり得るようです。
栄光ゼミナールの調査結果は、中学受験を検討している家庭にとって、学校選びの参考になるだけでなく、親子で協力して受験に取り組む上でのヒントにもなるでしょう。