中学受験のリアル:きっかけは「母」、決定は「子ども主体」!志望校選びで重視するポイントを徹底解説
近年、競争が激化する中学受験。一体どんな家庭で、どんな風に志望校を選んでいるのでしょうか?進学塾の栄光ゼミナールが、今春中学受験を終えた263人の受験生と371人の保護者を対象に行ったアンケート調査結果が明らかになりました。10代~30代の受験生を持つ保護者や、将来の受験を考えている方にとって、必見のデータを分かりやすく解説します。
中学受験を考えるきっかけは「母」が最多!でも決定権は「子ども」へ
最初に中学受験を考えたきっかけは、49.9%の保護者が「母」と回答しました。次いで「子ども本人」(28.0%)、「父」(21.3%)と続いています。母親が受験を提案するケースが多い一方で、約3割の家庭では子ども自身が受験を希望していることが分かりました。
しかし、受験を決めた後の学校選びは、46.6%の家庭で「子ども本人」が主体となって決めているという結果に。母親がきっかけで受験を検討しても、最終的な決定は子ども自身が行う傾向にあるようです。
志望校決定の時期は?情報収集方法もチェック!
第1志望校を決めた時期は、「小学5年生」が37.3%と最も多く、次いで「小学6年生の夏休みに入る前」(24.3%)、「小学6年生の夏休み以降」(22.1%)となっています。約半数の受験生が小学6年生になってから志望校を決めていることから、早めの情報収集と検討が重要と言えるでしょう。
学校や受験情報の収集方法では、「学校のイベント」(86.3%)が圧倒的に多く、次いで「学校ホームページ」(64.4%)が利用されています。実際に学校の雰囲気を感じられるイベントへの参加が、志望校選びにおいて大きな影響を与えていることが分かります。
志望校選びで重視するポイントは?保護者と受験生の視点
志望校・受験校を選ぶ上で学習面について重視したポイントは、受験生・保護者ともに「学校の教育方針・校風」が最も多く、それぞれ80.6%、86.5%が回答しました。受験生は「学習に集中できる環境(施設・設備)」を、保護者は「大学進学への実績」「指導内容やカリキュラム」「成績・学力に相応」をより重視する傾向にあります。
学習面以外では、受験生・保護者ともに「在校生の雰囲気」が最も重視されました。受験生は「制服」「文化祭などの学校行事が盛ん」「クラブ活動が充実」など、6年間の学校生活や行事も重視する一方、保護者は「個性を伸ばす指導」「通学が便利」といった点を重視しています。
8割の受験生が「勉強の楽しさ」を感じている!
受験を通じて勉強が楽しいと感じるようになったかを尋ねたところ、「そう思う」が39.9%、「ややそう思う」が39.2%となり、約8割の受験生が中学受験を通じて「勉強の楽しさ」を感じていることが分かりました。受験は単なる競争ではなく、自己成長の機会にもなり得るようです。
精神的な支えは「塾の先生」と「母」!「父」の存在感は?
受験を乗り越える上で精神的な支えとなった人は、「塾の先生」が72.2%で最も高く、次いで「母」(71.1%)、「塾の友達」(57.0%)と続いています。「父」は4番手の52.9%でした。塾の先生や母親、友達が、受験生の精神的な支えとなっていることが分かります。
受験勉強が本格化する小学4年生以降も、習い事やクラブを両立している受験生も多く、26.4%が「小学5年生」まで、23.5%が「辞めずに続けた」と回答しています。
中学受験は、子どもだけでなく、家族全体にとって大きな挑戦です。今回の調査結果を参考に、お子様に合った志望校選びを行い、充実した受験生活を送ってください。