ドジャース・タッカー、劇的なサヨナラ打!「あれ、俺…?」と戸惑いながらもチームを勝利に導く
今季加入したドジャースのカイル・タッカー外野手が、27日(日本時間28日)のマーリンズ戦で劇的なサヨナラ2点打を放ち、チームを勝利に導きました。開幕から苦戦していたタッカーですが、この一打で一気に流れを変えるか。その裏側と、監督の言葉に迫ります。
緊迫の9回、タッカーが掴んだ勝利
1点を追う9回2死満塁という場面で、タッカーはしぶとく中前に運び、逆転サヨナラ勝ちを決定づけました。しかし、本人は「打った瞬間、一塁に走り始めたけど、最初はまだそこまで大きな歓声ではなくて…。『あれ、俺スコア間違えてるのかな?』って思った(笑)」と、驚きと戸惑いを隠しきれませんでした。
一塁を回っても感情が爆発しなかったタッカーですが、チームメイトのフリーマンが駆け寄りハグをすると、ようやく頬が緩みました。「みんながベンチから飛び出してくるのが見えて、一気に歓声も大きくなって…。『よし、やったな』って感じで。クールな瞬間だった」と、喜びを分かち合いました。
「鉄仮面」タッカーの素顔とロバーツ監督の期待
物静かで感情を表に出さないタッカーに対し、ロバーツ監督は「正直、もう彼の表情から感情を読み取ろうとするのは諦めた(笑)。彼はいろんなことを自身で抱えながら、準備して、結果を出そうとしている。あまり多くを語らないタイプ」と語りました。試合後には、握手の代わりに胸を軽く押して、タッカーの活躍を称えました。
タッカーは、開幕当初は打順が2番から4、5番に下がって苦しんでいましたが、「大谷翔平の後ろ」で打つことで安打が続くようになったと分析しています。ロバーツ監督も「翔平だって、最初にここへ来た時は、今より少し控えめというか、殻にこもっていた部分があった。彼も徐々に打ち解けていくと思う」と、タッカーの今後の活躍に期待を寄せています。
この一打をきっかけに、タッカーが本来の輝きを取り戻せば、ドジャースはさらに強力なチームへと進化するでしょう。