福生「マッチョハンマー男」逮捕!自作“離れ”に隠された過去…母は「優しい子」と庇う
4月29日早朝に東京都福生市で発生した殺人未遂事件で、逃走を続けていた高林輝行容疑者(44)が5月1日、千葉県習志野市内で逮捕されました。路上で男女7人にハンマーで襲いかかり、駆けつけた警察官にも農薬スプレーを噴射した前代未聞の事件です。
事件概要:無差別襲撃と逃走劇
高林容疑者は、逃走中、盗難車を乗り回し、埼玉、東京、千葉県内を転々としました。「殺すつもりはなかった」と容疑を否認していますが、その犯行の動機は依然として不明です。逮捕3時間前には、取材班が母親のもとを訪れ、息子の自首を願う母親の姿が明らかになりました。
「天地」と書かれた“秘密基地”
高林容疑者が生活していたのは、自宅の庭に自力で建てた約8平米の“離れ”。その扉には「天地」と黒スプレーで力強く書かれていました。母親は「なぜこの文字が書かれているのかはわからない」と困惑しながらも、息子のことを「優しい子なんですけどね…」と庇い続けました。
知能は高いが…続かない仕事
高林容疑者は学歴は中卒ですが、母親によると「賢い子」だったといいます。中学時代は喧嘩が絶えなかったものの、大検(現・高卒認定)には合格。しかし、大学進学は果たせませんでした。仕事も長く続かず、「土木の仕事をしても、先輩に流れを教わった翌日には『これはこうした方がいいですよ』と口を滑らせてしまう。生意気だと目をつけられるのに、性懲りもなく口答えするから仕事が長続きせず……」と母親は語ります。
トレーニングに没頭した“離れ”の中身
“離れ”の中は、まるで秘密基地のような空間でした。ハンガーに掛けられた数十着の服、壁に埋め込まれたロフトベッド、そして2台のモニターを備えたPCブース。PCブースには、日々、どのマシンを何キロ、何回持ち上げたかを細かく記した「トレーニング記録」が残されていました。さらに、シャワールーム、トイレ、キッチンまで完備されており、自給自足の生活を送っていたようです。
自作自演の“離れ”
母親は「水道工事もガス工事も電気工事も、全部自分でやった。大工の修行をしたわけでもないのに、建材をいちいち調べてやったんです」と、息子のDIY精神に驚きを隠せません。事件を起こす前に、高林容疑者は一体何を考えていたのでしょうか。今後の捜査で、その全貌が明らかになることが期待されます。