衝撃の判定負け!中谷潤人、井上尚弥との激闘を振り返る「うまさがあった」…眼底骨折の疑いで病院へ
プロボクシングの世界スーパーバンタム級4団体タイトルマッチで、WBA、WBC、WBO1位、IBF3位の中谷潤人選手(28=M・T)が、統一王者・井上尚弥選手(33=大橋)に0-3の判定で敗れ、日本人2人目の4団体統一王者、そして男子4人目の世界4階級制覇を逃しました。プロ33戦目で初の黒星を喫した中谷選手の会見と、試合内容を詳しくレポートします。
試合後会見で井上尚弥を称賛
試合後、中谷選手は「皆さんの前で戦えたことを光栄に思います」と感謝の言葉を述べました。そして、激闘を制した井上尚弥選手に対し、「いろんなことを想定して準備してきたが、(相手に)うまさがあった」と対戦相手の力量を認め、称賛の言葉を贈りました。しかし、試合中に受けた影響で、主催者によると眼底骨折の疑いがあり、病院でCTスキャンを受けることになりました。そのため、会見は予定よりも大幅に短縮され、約5分で終了しました。
激闘を振り返る!中谷潤人の挑戦
“全勝対決”と銘打たれたこの試合は、序盤から両者一歩も譲らない激しい展開となりました。中谷選手はリーチの長さを活かしたジャブで井上選手をけん制し、1回終盤には鋭いカウンターを炸裂させ、会場を沸かせました。2回も細かくジャブを打ち込み、井上選手を懐に潜り込ませない展開を見せました。
中盤以降も、8回には互いに攻勢を強め、ワンツーの応酬。9回には相手をロープに追い込み、強烈なラッシュを打ち込みました。10回には、アクシデントもありました。井上選手の頭が中谷選手の左眉間にバッティングし、流血。ドクターチェックで一時中断となりましたが、すぐに試合は再開されました。中谷選手は11回から視界が悪くなる中でも、果敢に前に出て攻勢を緩めませんでした。12回を戦い終えると、両者はがっちり抱き合い、互いの健闘をたたえました。
今回の判定負けは、中谷選手にとって大きな挫折となりましたが、井上尚弥選手との激闘は、多くのファンに感動を与えました。今後の活躍に期待しましょう。