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“りくりゅう”ペア金メダル!支えたのは「折れない」国産ブレード!名古屋の老舗メーカーに迫る

投稿日:2026年02月17日

フィギュアスケートペアで、三浦璃来選手・木原龍一選手ペア(“りくりゅうペア”)がミラノ・コルティナ冬季五輪で金メダルを獲得!日本史上初の快挙となりました。その裏には、「折れない」と評判の国産ブレードがありました。今回は、そのブレードを製造する名古屋の老舗メーカー、山一ハガネに迫ります。

金メダル獲得の裏側とブレードへの注目

2月17日早朝、フィギュアスケートペアのフリーで逆転劇を演じた“りくりゅうペア”。ショートプログラムで5位発進だったにも関わらず、見事金メダルを獲得しました。男子の部でも鍵山優真選手が銀メダル、佐藤駿選手が銅メダルと、フィギュアスケート界で日本勢のメダルラッシュが続いています。

実は、鍵山選手りくりゅうペア、そして過去の代表選手も、山一ハガネが作る国産の特殊鋼ブレードを使用しているのです。一体どんな技術が、トップスケーターたちの挑戦を支えているのでしょうか?

創業99年の老舗が手がける“トップスケーター御用達品”

山一ハガネは、創業99年を迎える特殊鋼加工メーカー。鉄に様々な素材を組み合わせることで、高い耐久性を誇る特殊鋼を専門としています。もともとはトヨタ自動車系の部品を製造する企業が中心の顧客でしたが、ある出会いをきっかけにフィギュアスケートブレードの開発に着手しました。

きっかけは、バンクーバー五輪に出場した小塚崇彦選手との出会い。スケート靴のブレードが曲がったり折れたりしている状態を見て、山一ハガネの担当者は「特殊鋼の加工技術を活かしてブレードを作ってみないか」と提案しました。

海外製ブレードの弱点を克服!「溶接」からの脱却

海外製のブレードは、靴底の金属板とブレードを溶接で接合しているため、接合箇所に耐久性の問題がありました。特に、4回転ジャンプを多用する選手が増えたことで、着地時の衝撃に耐えきれず、破損するケースが増加していました。

山一ハガネは、この弱点を克服するため、溶接を使わない画期的な製造方法を採用。特殊鋼の素材と加工技術を駆使し、一体成型に近い形でブレードを製造することで、耐久性を飛躍的に向上させました。

「止まらない製造ライン」を支える経営判断

開発担当者の石川貴規マネージャーによると、ブレード開発を成功させるためには、「止まらない製造ライン」を実現する必要がありました。そのため、品質管理の徹底や、製造プロセスの改善など、経営判断も重要だったと言います。

現在、全日本選手権に出場する男子選手の半数以上が山一ハガネのブレードを使用するほど、その品質は高く評価されています。北京五輪でも宇野昌磨選手の銅メダル獲得に貢献するなど、世界の舞台でその実力を証明しています。

ミラノ五輪での活躍と今後の展望

ミラノ五輪では、鍵山選手とりくりゅうペアが山一ハガネの専用ブレードを使用。金メダル獲得という最高の形で、その性能を証明しました。今後も、山一ハガネの技術がフィギュアスケート界を支え、さらなる記録の更新に貢献していくことが期待されます。

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