なんJ大好き民のトレンドニュース

介護歴4年のライターも驚愕!実は逆効果だった介護の「やりがち」3選【医師監修】

投稿日:2026年05月04日

「相手に聞こえやすいように」「早く終わらせるために」…実は、認知症の方への介護で、ついやってしまいがちな行動が、介護拒否につながる可能性があるんです。介護歴4年のライター小林さんが、ある本との出会いをきっかけに、自身の介護のやり方を見直した体験と、医師に聞いた逆効果な介護についてご紹介します。

介護を「良い時間」に変える本との出会い

終わりが見えない介護に絶望しかけていたライター小林さん。そんな時に出会ったのが、本田美和子先生(国立病院機構東京医療センター総合内科医長)著の『認知症の方と意思疎通が取れる介護シーン別ユマニチュード式「話し方・行動」実践編』(講談社)です。この本は、認知症の方とのコミュニケーションを円滑にするための「ユマニチュード」というケア技法を紹介しており、介護に対する考え方を大きく変えるきっかけとなりました。

小林さんは、「介護の時間がこんなふうに“良いもの”になるなら、目の前にゴールがなくても大丈夫!むしろ介護を楽しんでみよう」と、前向きな気持ちになれたと語ります。この本は、認知症の基礎知識や日常の困り事とその解決策が分かりやすくまとめられており、介護の現場で役立つ必携の一冊となっています。

ケアの最中に「コレって間違いなの?」3つのNG行動

ユマニチュードでは、誰もが実践できる具体的な技術として、「見る」「話す」「触れる」「立つ」の4つの柱があり、それぞれの【OK】行動【NG】行動が示されています。今回は、その中でも特に注意したい3つのNG行動をご紹介します。

1.大きな声で話す

「相手によく聞こえるように」と意識して大きな声で話しかけていませんか?本田先生によると、大きな声は音圧が高く、ご本人にとっては「叱られている」と感じてしまうことがあります。これが、認知症行動心理症状の引き金になる可能性もあるのです。

ポイントは、話すスピードをゆっくりにし、穏やかな状況を醸し出すために歌うような抑揚をつけること。また、できるだけ低めの声で話すことで、相手は理解しやすくなります。高齢者の方は、情報処理に時間がかかるため、早口で話すと答えに詰まってしまうことも。

2.無言でのケア

時間に余裕がない時、つい黙々と介護を進めていませんか?本書には、「無言でのケアは、そんなつもりではなくても『私はあなたの存在を認めていない』というメッセージになってしまいます」とあります。

介護をする上で大切なのは、「相手と共に良い時間を過ごす」こと。そのためには、体を拭いたり、着替えを手伝ったりする際に、積極的に話しかけることが重要です。

3.テキパキと早口で話す

「良いケア」とは、作業を黙々とこなし、口数少なくテキパキと素早く行うことだと考えられがちですが、それは間違いです。介護をする時に一番大切なことは「相手と共に良い時間を過ごす」こと。そのために「話す」技術はとても重要です。

介護は、単なる作業ではなく、相手とのコミュニケーション。日々のちょっとした工夫で、介護の質を大きく向上させることができます。ぜひ、この機会に自身の介護のやり方を見直し、認知症の方とより良い関係を築いてみてください。

カテゴリー

キーワード

← トップに戻る

介護の関連記事

濱口竜介監督最新作『急に具合が悪くなる』が話題!3時間16分で描く、魂が震える対話の物語

投稿日:2026年06月16日

『ドライブ・マイ・カー』の監督が挑む、余命半年と施設長の夜通し語り合う旅

世界中で高い評価を受けた『ドライブ・マイ・カー』の濱口竜介監督が、ついに新作を公開します。タイトルは『急に具合が悪くなる』。本作は、哲学者・宮野真生子と人類学者・磯野真穂による往復書簡集を原作に、舞台をフランスのパリに移して描かれる意欲作です。パリで介護施設の施設長として働くマリー=ルーと、余命半年を宣告された日本人俳優・真理。国境を越えた二人の女性が、夜通し語り合う様子を3時間16分という長尺で映し出します。彼女たちが交わす言葉の一つひとつに、生きることの難しさと尊さが込められています。

「連休明けの飼い主を起こさなきゃ!」やる気満々な猫の表情が真剣すぎると話題に

投稿日:2026年06月09日

毛布をガシッ!飼い主を全力で起こす「みやびくん」が可愛すぎる

「連休明けで起きられるかな?」そんな飼い主さんの不安を察したのか、全力で起こしにくる猫ちゃんの姿がX(旧Twitter)で大きな注目を集めています!話題の主は、元保護猫の「みやびくん(6歳・男の子)」。足元の毛布を力強くくわえ、獲物を狙うハンターのような、いや、それ以上に真剣すぎる眼差しで飼い主さんを見つめる姿が「面白すぎる」「顔がガチで笑った」と、5.7万件以上の「いいね」を獲得しました。

「痛みを受け入れることは、記憶を守ること」音楽ライターが18年過ごした愛犬との別れから学んだこと

投稿日:2026年06月01日

愛犬「どんべえ」との18年。健康記録から始まった物語

18年間という長い時間を共に過ごした柴犬「どんべえ」を2024年6月に看取った、音楽ライターの黒田隆憲さん。彼が綴ったエッセイ「きみがぼくになるまで犬と家族になって一生を見届けた18年」は、多くのペットロスに悩む人々の共感を呼んでいます。もともとは、どんべえの健康状態をアーカイブするための個人的な記録からスタートしたものでした。しかし、介護の記録や看取りの瞬間を日記として書き残していくうちに、その想いは一冊の本として結実したのです。

認知症の関連記事

102歳で逝去。作家・佐藤愛子さんが残した「我儘放題、天衣無縫」な人生と娘・杉山響子が綴った記憶

投稿日:2026年05月15日

最後まで強気で自分らしく。国民的作家・佐藤愛子さんの生涯

「九十歳。何がめでたい」などのベストセラーで知られ、多くの読者に愛された作家の佐藤愛子さんが、4月29日に102歳でその生涯を閉じました。直木賞を受賞した「戦いすんで日が暮れて」をはじめ、数々の名作を世に送り出してきた佐藤さんは、まさに大正から令和までを駆け抜けるようなエネルギッシュな人生でした。娘の杉山響子さんは、母の最期の瞬間について、「疲れ切った表情ながらも、手を力強く握り返してくれた」と語っています。まさに我儘放題、天衣無縫に生き抜いたその姿は、多くの人の心に深く刻まれています。

「ありがたい」佐藤愛子さんが残した最期の言葉。102年の波乱万丈な人生に幕

投稿日:2026年05月15日

「わがまま放題、天衣無縫に」102歳で旅立った佐藤愛子さんの生涯

「戦う作家」として多くの読者に愛された佐藤愛子さんが、102歳でその生涯を閉じました。娘である杉山響子さんが発表したコメントによると、最期の言葉は「ありがたい」だったそうです。数年前から認知症を患い施設に入居していた佐藤さんですが、旅立つ直前には、娘さんとつないだ手を力強く握り返すという温かい最期だったといいます。杉山さんは「大正、昭和、平成、令和を駆け抜け、わがまま放題、天衣無縫に生き抜いた102年。こんな幸せな人生はない」と、母の生き様を称えました。

漫画家・蛭子能収さんを支えるマネージャーの温かい視点 認知症と向き合いながらも仕事と人生を謳歌する「友達」との日々

投稿日:2026年04月24日

2020年に認知症を公表された漫画家・蛭子能収さん。独特なイラストとユーモアあふれる人柄で多くのファンを魅了する蛭子さんを、長年そばで支え続けているマネージャーの森永真志さんが、認知症と共に歩む蛭子さんの現状と、周囲のサポートの重要性について語りました。