ホロライブ運営のカバー、売上493億円も利益減のワケとは?30億円の自社株買いも発表
2桁増収の裏で何が?利益45.7%減の理由を分かりやすく解説
「ホロライブプロダクション」を運営するカバー株式会社が、2026年3月期(2025年度)の決算を発表しました。売上高は前年比13.7%増の493億3000万円と、成長を続けています。しかし、その一方で当期純利益は45.7%減の30億1600万円となり、ファンの間でも驚きが広がっています。
「在庫整理」と「メタバース戦略の見直し」が影響
今回の大幅な減益には、主に2つの理由があります。1つ目は、グッズ展開の拡大に伴い抱えていた「低回転在庫」の整理です。2つ目は、メタバースプロジェクト「ホロアース」の資産に関する減損損失の計上です。会社側は「ホロアースで得た技術を既存事業に集約し、タレント支援や表現力向上というコア領域に集中するため」と説明しており、将来を見据えた「構造改革」の一環であることを強調しています。
30億円の自社株買いで株主還元を強化
利益面では厳しい数字となりましたが、カバーは同時に「30億円規模の自社株買い」を発表しました。発行済株式の約4.6%にあたる上限300万株を買い戻す予定です。これは資本効率を高めるための判断であり、経営陣が今後の成長に対してポジティブな姿勢を崩していない証拠とも言えます。ホロライブのさらなる進化に向けた「身軽になるための決断」として、今後の展開に注目が集まります。
詳細な決算資料については、