梅雨入り前に大ピンチ!「雨どい」が手に入らない深刻な理由とは?
ゲリラ豪雨への備えができない?雨どい不足の意外な原因
もうすぐ梅雨の季節。今年は例年以上に「雨どい」の確保が難しく、工事がストップしてしまうという事態が発生しています。実はこれ、中東のイラン情勢が大きく影響していることをご存知でしょうか。雨どいや排水管の原料となる「ポリ塩化ビニル樹脂(塩ビ)」は、石油から採れる「ナフサ」という成分から作られています。イラン情勢の影響でナフサの供給に不安が出ていることから、塩ビ製品全体が品薄になり、住宅業界が悲鳴を上げているのです。
壊れた雨どいを放置すると危険!住宅への深刻なダメージ
「たかが雨どい」と思ったら大間違いです。専門家によると、雨どいが壊れたまま梅雨やゲリラ豪雨を迎えると、住宅の木材に直接雨水が染み込み、腐食やシロアリ被害の原因になるリスクがあるといいます。大切なマイホームを守るためにも、早めのメンテナンスが不可欠ですが、現場では「そもそも資材が手に入らない」という異常事態が続いており、業者も身動きが取れないのが現状です。
給水管や接着剤も入手困難…リフォーム工事が白紙に?
影響が出ているのは雨どいだけではありません。給水管や排水管として使われる「塩ビ管」や、それらを繋ぎ合わせるための「専用の接着剤(塩ビのり)」も深刻な在庫不足に陥っています。あるリフォーム会社では、資材が入ってこないために7月以降の工事がほぼ白紙になってしまうなど、現場は混乱しています。インフラを支える配管工事がストップしかねない事態に、業界全体が大きな不安を抱えています。
今後の見通しはどうなる?
石油連盟は安定供給に向けて努めていると発表していますが、消費者の私たちはどう備えるべきでしょうか。もし自宅の雨どいや配管に不安がある場合は、早めに業者に相談し、在庫状況を確認してもらうことが大切です。