「外国人客が消えた?」観光地グルメの異変…インバウンド頼みだったお店に迫る危機
なぜ今、観光地の飲食店から外国人観光客が減っているのか
最近、観光地で「あれ?外国人観光客が減った?」と感じたことはありませんか?実はこれ、気のせいではないかもしれません。日本政府観光局のデータによると、2026年4月の訪日外国人数は前年比でマイナス5.5%となり、久しぶりに減少傾向へと転じました。特にインバウンド消費に大きく依存してきた外食産業界では、この変化が深刻な「空洞化」リスクとして懸念されています。
「聖地」の飲食店オーナーが語る、インバウンド減少のリアル
映画『THEFIRSTSLAMDUNK』の聖地として有名な鎌倉・江ノ島エリア。この周辺にある焼肉店オーナーは、「5月に入ってから来店客数が一段と鈍化している」と危機感を募らせています。これまで外国人客は、注文数も多く客単価も高い「上客」でした。しかし、中国政府による渡航自粛の呼びかけや、原油高による航空運賃の急騰が重なり、旅行自体を見送る動きが強まっています。インバウンド比率が売上の約1割を占める外食業界にとって、この客足の鈍化は死活問題といえるでしょう。
「国内需要だけで勝負できる?」外食産業が直面する次のステージ
コロナ禍後の「リベンジ消費」で盛り上がった外食業界ですが、2025年以降はその勢いも一服しています。日本フードサービス協会の調査では、焼肉店の客数が減少に転じるなど、これまでのような「値上げ+インバウンド」という勝ちパターンが通用しにくくなっているのです。今後は、外国人観光客に頼りすぎるのではなく、日本国内のニーズをいかに取り込んでいくかが、生き残りの鍵になるかもしれません。詳細は