セブン‐イレブン元会長・鈴木敏文さん死去 ローソン竹増社長が明かした「温かい一面」に追悼の声
コンビニ業界のレジェンドとの思い出を語る
コンビニ業界に激震が走りました。セブン&アイ・ホールディングスの名誉顧問であり、「コンビニの育ての親」として知られる鈴木敏文さんが、5月18日に心不全のため93歳で亡くなったことが発表されました。この訃報を受け、業界の垣根を越えて惜しむ声が広がっています。ローソンの竹増貞信社長も、25日に行われた会見後の囲み取材で、深い悲しみと驚きを隠せない様子で語りました。
「厳しくも温かい人」竹増社長が振り返る貴重な食事の席
竹増社長は鈴木さんと生前、一度だけ昼食を共にした貴重なエピソードを明かしました。当時、すでにライバル関係にある両社のトップという立場でありながら、鈴木さんは竹増社長に対して非常に温かく、業界の未来について真摯にアドバイスを送ってくれたといいます。「厳しくもあり、非常に優しくもある方だった」と故人をしのび、その人柄を懐かしみました。最後には「もう一度お話を聞きたかった」と語り、レジェンドの旅立ちを悼みました。
日本のコンビニ文化を創り上げた鈴木敏文さんの軌跡
93歳で人生の幕を閉じた鈴木敏文さんは、まさに日本の小売業を牽引してきたカリスマでした。1978年にセブン‐イレブン・ジャパンの社長に就任して以来、独自のマーケティング手法や商品開発で日本のコンビニ文化をゼロから創り上げた功績は計り知れません。ビジネス界における数々の受章や役職が示す通り、その経営手腕は多くの若手起業家やビジネスパーソンにも多大な影響を与えてきました。