「セルフレジの万引き」はすぐバレる!Gメンが明かす驚きの手口と意外な対策
「盗む」から「ごまかす」へ、巧妙化するセルフレジでの万引き
最近、スーパーやコンビニで当たり前になったセルフレジ。会計がスムーズで便利ですが、その利便性を悪用した「セルフレジ万引き」が全国的に急増しています。20年以上のキャリアを持つ現役の万引きGメンによると、以前のような「商品を隠して盗む」というスタイルから、会計時に不正をする「ごまかし」の手口へと変化しているのが特徴です。
高額商品が狙われる!「重ね打ち」という悪質な手口
実際にどのような手口が使われているのでしょうか。Gメンの実演によると、最も多いのは「重ね打ち」です。安価な野菜のバーコードを読み込ませる際、その裏側に高額な精肉パックなどを隠して一緒にスキャンしたように見せかける手法です。取材班の検証では、わずか約700円の支払いに対し、実際には約5500円分の商品を手にしていたという衝撃の結果も。特に小さくて単価の高い商品は、こうした不正のターゲットになりやすいのが現状です。
「全然バレてます」セルフレジの防犯体制が進化
「セルフレジだから店員に見られていない」と考えるのは大きな間違いです。今、多くのセルフレジには1台ずつ防犯カメラが設置されており、客の動作はすべて記録されています。また、ユニクロなどで採用されている「商品を置くだけ」のレジでも、タグの破壊や不正な操作は即座に検知されるシステムが導入されています。「バレていない」と思っているのは万引き犯だけで、実際には「全部バレている」というのがプロの断言です。
結局、最強の防犯対策は「人による接客」だった
最新技術を導入しても、それを上回る手口を考える犯行グループとのいたちごっこが続いています。しかし、専門家が指摘する「最も効果的な万引き対策」は、意外にもシステムの高度化ではなく「手厚い接客」という原点回帰でした。店員が「いらっしゃいませ」「何かお探しですか?」と積極的に声をかけることこそが、万引き犯を心理的に追い詰め、未然に防ぐ最高の抑止力になるのです。