【米国株】雇用統計で市場に激震!ダウ反落の理由と今後の投資戦略を解説
米雇用統計が予想以上の強さ!なぜ株価は下がったの?
5日のニューヨーク株式相場は、朝方にダウ平均が史上最高値を更新する場面があったものの、その後は一転して売りが優勢となる反落を見せました。注目の米雇用統計で、5月の非農業部門就業者数が市場予想の2倍以上となる17万2000人増を記録。この数字が、投資家たちの間で「FRB(米連邦準備制度理事会)が年内に利上げに踏み切るのでは?」という警戒感を強めるきっかけとなりました。
金利上昇でハイテク株に大打撃!今の相場はどう動く?
市場予想を超える強烈な雇用データを受け、米10年債利回りは一時4.54%台まで急上昇。一般的に金利が上がると、将来の成長期待で株価が形成されているハイテク株は売られやすくなるという法則があります。そのため、エヌビディアやシスコシステムズなどの主要銘柄が下げ幅を広げる事態に。加えて、中東情勢の緊迫化による原油価格の高止まりも、インフレ懸念として投資家の心理を冷やしています。
今後のポイントはFOMCとインフレの動向
労働市場の底堅さが示された今、市場の視線は今月16~17日に予定されているFOMC(連邦公開市場委員会)へと向かっています。ケビン・ウォーシュ氏がFRB議長として初めて臨むこの会合で、どのような金融政策が示されるのかが今後の相場を左右する大きな分岐点となります。現在はダウ構成銘柄の中でもコカ・コーラやマクドナルドのようなディフェンシブ銘柄に逃避する動きが見られますが、最新の経済指標をこまめにチェックし、リスク管理を徹底することが、今の荒い相場を乗り切る鍵になりそうです。
※本記事は情報提供を目的としており、投資の勧誘を目的とするものではありません。投資の最終決定は、ご自身の判断と責任で行ってください。