「エアコンが設置できない?」ナフサ不足で工事に深刻な影響…この夏の猛暑に不安の声
エアコン設置に必要な「架台」や「テープ」が手に入らない現状
いよいよ夏本番、エアコンが欠かせない季節がやってきました。しかし、今年は例年とは少し様子が違います。中東情勢の影響による「ナフサ不足」が、実は私たちの生活に直結する「エアコン工事」を直撃しているのです。福岡県の家電販売店『カノデンキ』の古藤充社長によると、エアコンの室外機を支える「架台(プラスチック製品)」や、配管を保護するカバー、テープといったナフサ由来の資材が深刻な品薄状態に陥っています。「メーカーからは2〜3カ月前から出荷制限の話があり、今ではほとんど入荷しない」という悲痛な声も上がっており、現場はまさに混乱の渦中にあります。
政府の見解と現場の温度差…猛暑が重なれば工事ストップも?
政府はナフサ由来製品の供給について「年度を越えて継続が可能」という見解を示していますが、現場の感覚とは大きなギャップがあるのが現状です。福岡県が中小企業に行った調査でも、6割以上の企業が「資材の入手が困難」と回答しており、現場の疲労感はピークに達しています。特に懸念されているのが、今後やってくる猛暑です。夏場にエアコン設置の依頼が殺到した場合、資材が底をついて「工事を断らざるを得ない」という事態が現実味を帯びています。私たち利用者にできることは、設置を検討しているなら早めに相談することや、工事のスケジュールに余裕を持つことかもしれません。
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