【なでしこジャパン】新体制で何が変わった?南アフリカ戦で見えた「戦術の言語化」による進化
選手たちが実感する変化!「感覚」から「共通認識」のサッカーへ
6月に行われた南アフリカとの親善試合で、狩野倫久新監督率いるなでしこジャパンが新たなスタートを切りました。5-0の快勝から一転、0-1での敗戦という厳しい結果となりましたが、注目すべきは試合スコア以上の「チーム内の変化」です。多くの選手が口を揃えて語ったのが、これまでとは明らかに異なる「コミュニケーションの細かさ」でした。
「自由」から「約束事」へ。組織力を最大化する新たなアプローチ
ニールセン前監督時代は選手の自主性が重視されていましたが、新体制では守備のオーガナイズ(組織化)において、より明確な約束事が導入されています。トップ下でプレーした藤野あおば選手は、「今までは個々の感性に頼る部分も多かったが、これからは全員で同じ絵を共有できる」と手応えを語りました。周囲との連係で状況を打開する日本人の強みを引き出すために、戦術を言語化して共有するスタイルへと舵を切ったようです。
世界一奪還への鍵は「細かいすり合わせ」
約1年後に控える女子ワールドカップ・ブラジル大会に向け、狩野監督が掲げるのは「アグレッシブで躍動感のあるフットボール」です。限られた合宿期間の中で、いかにチームとしての基準を揃えるか。今回の活動で見せた「詳細なミーティングとペア練習」というアプローチは、組織力を武器にするなでしこジャパンにとって、世界一を奪還するための大きな武器になるはずです。今後の新生なでしこの進化から目が離せません。
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