日本版CIA誕生?「国家情報局」設立でスパイ大国と肩を並べられるのか
日本の情報機関がパワーアップ!700人規模の「国家情報局」とは
政府のインテリジェンス(情報収集・分析)機能を強化するため、司令塔となる「国家情報会議」と実務を担う「国家情報局」を設置する関連法が成立しました。これまでの内閣情報調査室を格上げし、約700人規模の体制で発足する予定です。これまでは省庁ごとの「縦割り」が課題でしたが、今後は情報機関の司令塔として、よりスピーディーな連携が期待されています。
米国の圧倒的な情報力との差は?「スパイ天国」からの脱却なるか
世界最強の諜報機関である米国のCIAなどは、圧倒的な衛星技術や「ファイブアイズ」と呼ばれる世界的な秘密情報ネットワークを駆使しています。米国は100機以上の情報衛星を運用し、極めて高度な分析を行っていますが、日本はまだ10機体制を目指す段階であり、設備や人数(CIAは推定2万人規模)には大きな開きがあるのが現状です。専門家からは、日本はかつて「スパイ天国」と呼ばれた過去もあり、今後どれだけ独自のネットワークを築けるかが大きな課題となります。
未来の国家情報局に必要な「政治と距離を置く覚悟」
どんなに優れた組織を作っても、懸念されるのが「政治利用」のリスクです。米国でも大統領の政敵攻撃に情報機関が関与したのではないかと問題視された事例があります。日本が真のインテリジェンス大国を目指すのであれば、特定の政治家のためではなく、国益を守るためのプロフェッショナル集団として、政治からの独立性と高い倫理観を維持できるかどうかが、国民の信頼を得るための最大の鍵となりそうです。
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