【函館記念】小林美駒騎手が重賞初制覇!喜びも束の間、波乱の結末に…
夢の重賞初V!しかし、後味の悪さに表情は曇る
2026年6月28日、函館競馬場で行われたGⅢ・函館記念(芝2000m)。10番人気の低評価を覆し、見事1着でゴールを駆け抜けたのは、小林美駒騎手が手綱を取ったファウストラーゼンでした。デビュー4年目、小林騎手にとって記念すべき重賞初制覇の瞬間でしたが、お立ち台での彼女の表情は笑顔とは程遠い、曇ったものでした。
審議ランプが点灯、勝負の行方は?
レース直後、会場に緊張が走ります。直線でファウストラーゼンが外側にヨレてしまい、2着馬ケリフレッドアスクの走行を妨害したとして、長時間の審議が行われたのです。結果として着順に変更はありませんでしたが、小林騎手には7月11日から19日までの騎乗停止処分が下されました。レース後は「妨害してしまったことは申し訳ない」と反省の弁を語り、喜びよりも悔しさが残るホロ苦い勝利となってしまいました。
人馬一体の「まくり」が光った!復活の立役者
レース内容自体は、まさに完璧な騎乗でした。後方待機から3コーナー手前で外を回って一気に押し上げる「まくり」戦法が見事にハマり、昨年の弥生賞以降スランプに陥っていたファウストラーゼンの実力を引き出しました。小林騎手も「初めて乗った時から一番いいと感じる馬だった」と信頼を寄せており、滞在競馬と北海道の芝が完璧に噛み合った形です。