「誹謗中傷は厳に控えて」フジテレビがドラマ撮影トラブル報道を受け声明を発表
SNSでの誹謗中傷にフジテレビが異例の呼びかけ
最近、ネット上で話題となっているドラマ撮影現場でのトラブル報道。フジテレビのドラマ『夫婦別姓刑事』をめぐる一部報道について、同局が公式に声明を発表しました。記事の掲載に対して強い遺憾の意を示すとともに、SNS上で過熱している出演者への誹謗中傷を「厳に控えるよう」強く呼びかけています。匿名だからといって無責任な投稿をすることは、自身の将来にも関わる重大なリスクであることを改めて認識する必要があります。
ネット投稿は名誉毀損のリスクも!正しいSNS利用を
今回の件に限らず、SNSでの根拠のない悪口や行き過ぎた批判は、名誉毀損罪や侮辱罪に問われる可能性があります。政府広報オンラインも「匿名であっても発信者を特定できる」と警鐘を鳴らしており、軽い気持ちの投稿が人生を狂わせてしまうことも珍しくありません。
美輪明宏さんが遺した「愛」と「共生」のメッセージ
6月に91歳でこの世を去った美輪明宏さんは、生前、「この世のすべての問題を解く鍵は愛です」という深いメッセージを残していました。あらゆる差別や偏見をなくし、誰もが平和に暮らせる社会を願っていた美輪さんの言葉は、ネット上の荒れた議論にも通じるものがあります。「人を傷つけない」という当たり前のことを今一度見直し、お互いを尊重し合えるデジタル空間を作っていくことが、今の私たちに求められているのではないでしょうか。
現場環境の改善と人権への取り組み
フジテレビは声明の中で、今回の件について「男性俳優が撮影中に女性俳優の顔に触れたこと」ではなく、相手の状況に対する配慮や言葉のあり方が問題であったと説明しています。また、「過去の経験による制限を当然に受け入れるべきだという意見には与しません」とし、人権を尊重する姿勢を強調しました。エンターテインメントの現場においても、心理的安全性が確保された制作環境づくりが、今後はより一層重要視されていくことになりそうです。