サッカー強豪国のトレンドは「多国籍」から「ハイブリッド」へ!日本代表の未来を占う
かつての「国内クラブ主体」から世界はどう変わった?
かつてのサッカーW杯で優勝を狙うような強豪国といえば、自国の名門クラブの戦術や選手をそのままチームの土台にするのが鉄則でした。例えば、2006年のイタリアならユベントスやACミランの堅守、2010年のスペインならバルセロナのパスサッカーといった具合です。しかし、近年のサッカー界では「多国籍軍型」のチームが世界を席巻しています。世界中のトップリーグで揉まれたスター選手を、カリスマ性のある監督が束ねるスタイルが現在の主流と言えるでしょう。
進化する「ハイブリッド型」の強みとイングランドの例
最近、特に注目を集めているのが「ハイブリッド型」です。これは単に海外組を並べるだけでなく、特定のクラブで見られる「選手同士の連携(コンビネーション)」を代表チームにも持ち込むスタイルです。実際、イングランド代表はバイエルンやレアル・マドリードなど、欧州各地で活躍する選手を抱えつつ、プレミアリーグで成熟したチーム戦術を巧みに融合させています。クラブで培った「あうんの呼吸」を代表戦の苦しい場面で発揮できるかどうかが、今の戦術トレンドにおける勝利の鍵となっています。
日本代表が目指すべきは「クラブ連携」のプラスアルファ
現在の日本代表も、メンバーのほとんどが欧州クラブでプレーする多国籍軍です。しかし、今後さらに高みを目指すなら、今のトレンドである「クラブでのコンビネーション」をいかに代表に落とし込むかが重要になるでしょう。もし、将来的にJリーグで強固な絆を築いた選手たちが代表争いに食い込み、クラブで磨いた連携をそのまま国際舞台で見せられたら、日本のサッカーはさらに面白くなるはずです。欧州のスターが躍動する世界大会を見つつ、日本代表がどんな進化を遂げるのか、これからも目が離せません。