もしもイングランドがW杯決勝へ進出していたら…?全英オープンが直面した「まさかの事態」
全英オープン開催中のロイヤルバークデールはサッカー熱で沸騰
メジャー最終戦「全英オープン」の舞台となった英国・ロイヤルバークデールGCの周辺は、ゴルフファンだけでなく、サッカーW杯に熱狂するサポーターたちの熱気で異常な盛り上がりを見せていました。コース内にもイングランド代表のユニフォームを着たギャラリーが多数駆けつけ、街全体が「サッカーの母国」らしい興奮に包まれていたのです。開催期間中、周囲からは「イングランドが負けたら外を出歩かないように」といった忠告が飛び交うなど、ピリピリとした緊張感も漂っていました。
決勝進出なら「最終ラウンドの時間変更」も検討されていた
実は今回、大会を主催するR&Aは、イングランド代表がもし決勝に進出した場合の「異例のスケジュール変更」を視野に入れていました。決勝戦のキックオフ時間と、全英オープンの最終ラウンド終了予定時刻が重なることを危惧したためです。R&Aのマーク・ダーボンCEOは「喜ばしい悩み」と語りつつ、状況次第ではスタート時間を調整する可能性を示唆。もしイングランドが勝ち進んでいれば、歴史的なメジャー大会のスケジュールがサッカーの試合に合わせて書き換えられるという、非常に珍しい事態が発生するところでした。
結果は無念の逆転負け…全英オープンは予定通りの開催へ
しかし、残念ながらイングランド代表は準決勝で逆転負けを喫し、R&Aにとっての「悩ましい決断」は必要なくなりました。イングランドの勝利を信じて国旗で装飾されていた近隣のレストランも、試合終了後は静まり返り、現地の興奮は収束に向かいました。結果として、今年の全英オープンは当初のスケジュール通りに進行。ゴルフの聖地で行われる戦いは、今後も変わらぬ熱気とともに、最後までドラマチックな結末に向けて突き進んでいきます。