【W杯決勝】スペインがアルゼンチンを完封!パス成功率90%の「真綿で首を絞める」支配サッカーで世界一へ
圧倒的なパスワークでアルゼンチンを無力化、スペインが2度目の戴冠
19日(日本時間20日)に行われたワールドカップ決勝。世界中が注目した一戦は、スペインが1―0でアルゼンチンを下し、4大会ぶり2度目の世界王者に輝きました。今大会、圧倒的な強さを見せつけたスペインのサッカーは、まさに「真綿で首を絞める」ような精密な支配術でした。試合を通じてスペインが放ったパスは858本。そのうち774本を成功させ、成功率は驚異の90%を記録しました。対するアルゼンチンにチャンスをほとんど与えず、完璧なゲームコントロールで頂点へと駆け上がりました。
メッシらアルゼンチンは防戦一方で失意の準優勝
アルゼンチンは王者として大会連覇を目指しましたが、スペインの猛攻にさらされ続けました。強固な守備と即座のプレスバックに阻まれ、延長前半までシュートを一本も打てないという屈辱的な展開を強いられます。さらに試合中には主力の負傷交代が相次ぎ、後半追加時間にはエンソ・フェルナンデスが退場。最後は力尽きたアルゼンチンに対し、延長後半1分、ポロのクロスをウィリアムスが落とし、トーレスが豪快なボレーシュートを突き刺して勝負を決めました。メッシの目には涙が浮かび、悲願の連覇を逃したチームには悔しさが漂いました。
若手の台頭とロドリの献身、スペイン黄金時代の再来
今回の勝利を象徴したのは、スペインの次世代を担う19歳の躍動です。CBのクバルシがゲーム最多の126本のパスでビルドアップを支え、ヤマルが攻撃のアクセントとして存在感を発揮。そして、大黒柱のロドリは12.56キロを走破し、攻守の要としてチームを牽引しました。今大会8試合で失点はわずか1。鉄壁の守備と圧倒的なボール支配率を見せつけたスペインの姿は、かつての黄金時代を彷彿とさせました。完膚なきまでにアルゼンチンを消耗させたその強さは、まさに今大会の主役にふさわしいものでした。