【高校野球】山梨学院・菰田陽生、涙の終戦。ドラフト候補エースが語った「決め切れなかった」悔しさ
絶対的エース&主将としての責任感。延長戦で散った甲子園への夢
山梨県内の強豪として名高い山梨学院が、夏の甲子園をかけた戦いで衝撃の結末を迎えました。秋のドラフト上位候補として注目されていた菰田陽生(こもだ・はるき)選手を擁するチームは、山梨大会準決勝で帝京三に4-5で惜敗。激闘の末に甲子園への切符を逃し、菰田選手は試合後のインタビューで、エースとして、そして4番打者としての責任を一身に背負った苦しい胸中を明かしました。
「だらしない」と吐露。二刀流として駆け抜けた3年間の幕切れ
今大会、投打の二刀流でチームを牽引してきた菰田選手。延長10回タイブレークという極限の場面でマウンドに上がりましたが、痛恨の決勝打を浴びてしまいました。本人も「絶対抑えるという気持ちでマウンドに立ったが、自分の甘さが出てしまった」と悔しさを滲ませます。試合直後は「何が起きたのか分からない」という状態だったといい、キャプテンとして、チームを甲子園へ導けなかった責任に押しつぶされそうな様子でした。
「自分に負けないために」選んだ山梨学院での3年間
春の甲子園での怪我を乗り越え、「夏に必ず戻ってくる」と誓ったこの夏。菰田選手にとって山梨学院での3年間は、野球選手として最も深く自分と向き合えた時間だったといいます。「自分が負けないためにこの学校に来た」と語る言葉からは、ストイックなまでに高みを目指してきた姿勢がうかがえます。敗戦という残酷な結果となりましたが、彼が流した涙は、甲子園という夢の舞台へ誰よりも強い情熱を注いできた証拠でしょう。
未来へつながる想い。後輩たちへ託した「日本一」の夢
最後の一球まで諦めず、仲間を信じてバットを握った山梨学院の選手たち。菰田選手は、自身はここで引退となるものの、「この悔しさを後輩たちに次につなげてほしい」と語り、チームの未来に希望を託しました。ドラフトという次のステップを見据える中で、今回味わった敗北の悔しさは、きっと今後の野球人生の大きな糧となるはずです。夢破れたあとの誠実な振る舞いは、多くの高校野球ファンの胸を打つものとなりました。
試合の詳細は、