坂東巳之助と尾上右近が初夫婦役!「八月納涼歌舞伎」で魅せる怪談の極致
名コンビが挑む「怪談牡丹燈籠」、絆が生み出す新たな化学反応とは
2026年8月に歌舞伎座で開幕する「八月納涼歌舞伎」。その第一部で上演される傑作「怪談牡丹燈籠」に向け、主演を務める坂東巳之助さんと尾上右近さんが取材会に出席しました。幼少期からの盟友である2人が、今回はなんと夫婦役として初共演。落語の名作を歌舞伎というライブ空間でどう表現するのか、ファンから熱い注目が集まっています。
「1人では出せない色になれる」互いへの信頼と舞台への意気込み
本作で伴蔵を初役で勤める巳之助さんは、父・十世坂東三津五郎さんが演じた思い出深い役柄に対し、「中学生の時に観た衝撃的な幕切れは今も焼き付いている」と特別な思いを語りました。一方、女房のお峰を演じる右近さんは、今回が自身にとっての新境地。「信頼する巳之助さんとだからこそ、衝動のままに動ける」と、長年の絆があるからこそ実現できる夫婦役に自信をのぞかせています。巳之助さんも「右近くんと一緒なら、1人では出せない色になれる」と語り、二人がぶつかり合うエネルギーは本作最大の見どころとなりそうです。
納涼歌舞伎ならではの「ゾクリ」とする体験を歌舞伎座で
「怪談牡丹燈籠」は、三遊亭円朝による落語の怪談噺をベースにした物語です。巳之助さんは、歌舞伎ならではの鳴物や照明が加わることで、文字だけでは味わえない「生身の怖さ」を体感できると説明しました。8月の暑い夏、歌舞伎座でしか味わえない「ひゅう、どろどろ……」という独特の空気感。観客を魅了するこのエンターテインメントは、8月2日から26日まで上演されます。この夏、忘れられない一夜を体験したい方は、ぜひ歌舞伎座へ足を運んでみてはいかがでしょうか。