東野圭吾さん死去、68歳 「ガリレオ」シリーズ最新作『永遠の記憶』が遺作に
日本を代表するミステリー作家・東野圭吾さんの訃報に悲しみの声
日本ミステリー界の巨匠であり、多くのベストセラーを生み出してきた作家の東野圭吾さんが、7月23日に大腸がんのため68歳で亡くなったことが分かりました。突然の訃報に、SNS上ではファンから驚きと悲しみの声が溢れています。
「ガリレオ」30周年の節目に贈る、最後にして最大の謎
東野圭吾さんといえば、福山雅治さんが演じたことでもおなじみの人気シリーズ「ガリレオ」が有名です。講談社(文藝春秋)からは、シリーズ11作目となる最新長編『永遠の記憶』が、8月5日に発売されることが決定していました。本作は、ガリレオこと物理学者・湯川学が登場してから30年というメモリアルイヤーに刊行される作品であり、同時に東野さんの事実上の遺作となります。「ガリレオ、最後の謎」と銘打たれた本作は、多くの読者にとって特別な一冊となりそうです。
記録にも記憶にも残る偉大な作家の功績
東野さんは、映画化もされた名作『容疑者Xの献身』で第134回直木賞を受賞するなど、数々のヒット作を世に送り出してきました。作家生活40周年を迎えた昨年には、著作104冊を対象にした人気投票で『容疑者Xの献身』が再び1位に選ばれるなど、長年多くの読者に愛され続けてきました。文藝春秋が「シリーズ最高峰の謎」と呼びかけていた本作『永遠の記憶』は、表紙の裏側にストーリーの核心に触れる重要な仕掛けがあるとも明かされています。心からご冥福をお祈りいたします。