【甲子園】仙台育英・須江監督が明かした“開幕戦を勝つためのメンタル術”とは?初戦勝利で通算20勝に到達
「今日は6回戦だ」選手にかけた魔法の言葉
2026年8月5日、第108回全国高校野球選手権大会が開幕しました。仙台育英(宮城)は札幌日大(南北海道)を3-1で下し、見事な勝利で初戦を突破。この勝利で須江航監督は春夏通算甲子園20勝という大台に乗りました。注目が集まる開幕戦でしたが、須江監督は試合前の選手たちのメンタルコントロールについて、独特の戦略を明かしました。選手全員を座らせてグラウンドを見渡すルーティンの中で、「今日は甲子園の初戦ではなく、6回戦だと思ってやろう」と声をかけたそうです。県大会を5試合勝ち抜いてきた選手たちにとって、この言葉は「特別な舞台」という重圧を取り除き、いつも通りの力を発揮するための絶妙な心理的アプローチとなりました。
盤石の投手陣とデータへの冷静な向き合い方
仙台育英といえば分厚い選手層が強みですが、須江監督は今大会の投手陣について「140キロ台を投げる投手が13人から17人ほどいる」と驚異的な層の厚さを語りました。試合では継投のタイミングが勝敗を分けましたが、ブルペンでの調子を見極めた結果、梶井投手を投入する判断が的中。データについても「高校野球はサンプルが少ないため不確定要素も多い」と冷静に分析しつつ、ここ一番での確率に賭ける姿勢を強調しました。プロ野球のような環境とは異なる高校野球だからこそ、「相手の隙を突く」という徹底した準備が今回の勝利を呼び込んだといえるでしょう。
4番・田山の一発に見た仙台育英の「勝ち筋」
この試合、勝負を決定づけたのは4番・田山選手による豪快な一発でした。須江監督は、「1点取った後に走塁ミスでチャンスを逃した直後の一打だったので非常に大きかった」と振り返ります。このホームランにより、試合の主導権を完全に仙台育英の土俵へと引き寄せることに成功しました。指導者として、「プロを目指すなら逆方向へも打てるようになること」と厳しい課題を与えつつも、「彼の思い切りの良さは殺してはいけない」と信頼を寄せています。常に冷静かつ論理的な言葉で選手を導く須江監督。次なる「7回戦」でも、どのような采配で甲子園を沸かせてくれるのか、全国の高校野球ファンが注目しています。
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