【陸上】「福井じゃなかったら出ない」桐生祥秀が魅せた“男気” 4着でも充実の表情
思い出の地・福井で駆け抜けた4着。桐生祥秀が語った「速いうちに出る」ことの意味
日本陸上界のレジェンド、桐生祥秀選手(30)が、再び聖地・福井を熱くさせました。15日に行われた「ナイトゲームズ・イン福井」の男子100メートル決勝。日本歴代3位の記録(9秒98)を持つ桐生選手は、追い風0・9メートルの中、10秒12のタイムで見事4着に食い込みました。
「福井じゃなかったら出ない」。ファンのために駆けつけた特別な舞台
今回のレース出場には、桐生選手の強いこだわりがありました。実は直前の試合では決勝を見送る判断をしていたのですが、今回は「福井じゃなかったら出ない」と語り、あえて決勝の舞台に立つという“男気”を見せたのです。福井といえば、2017年に彼が日本人初の「9秒台」を叩き出した、ファンにとっても特別な場所。レース後、桐生選手は「ほぼ10年前に9秒98を見たよと言ってくれる人も来てくれた。速いうちはここに出られるようにしたい」と語り、ファンとの絆を大切にする姿勢を明かしました。
30代になっても衰え知らず!次なる目標は世界選手権、そしてロスへ
今年12月で31歳を迎える桐生選手ですが、そのスピードに衰えは見えません。今後は海外転戦を経て、9月のアジア大会では400メートルリレーの代表としても活躍が期待されています。さらには来年開催される世界選手権、そしてその先のロス五輪を見据え、「一番大事なのはアジア選手権。ロスに向けて仕上げていきたい」と力強く誓いました。