「図書館に行くのが楽しい!」日本十進分類法をイケメン化『NDC男子』が全国でブームに
「0類は眼鏡男子、9類は羽織袴」数字の羅列がキャラクターに大変身
図書館の背表紙に並ぶ、難しそうな数字の羅列。皆さんはこれが何を表しているかご存知ですか?これは「日本十進分類法(NDC)」と呼ばれる本の整理番号です。この専門的な分類法を、少女漫画のようなイケメンキャラクターに擬人化した「NDC男子」が、今、全国の図書館で大きな話題を呼んでいます。生みの親は、徳島県の吉野川市立鴨島図書館に勤務する司書の井上詩苑さん。「もっと身近に本を感じてほしい」という想いから生まれた彼らは、0類(総記)から9類(文学)まで、各分野の特徴を捉えた魅力的な姿で描かれています。
中高生の貸出数が2倍に!「推し」を探して本棚を巡る楽しさ
「NDC男子」の凄さは、単なるキャラクター活用にとどまらない点にあります。実際にキャラクターを導入した図書館では、中高生の貸出数が以前の2倍にまで増加しました。キャラクターの缶バッジや総選挙といった「推し活」の要素を取り入れることで、これまで図書館を「勉強をする場所」としか見ていなかった学生たちが、自ら進んで本を探すようになったのです。分類をゲーム感覚で覚えられるため、欲しい本がすぐに見つかるという実用性の高さも魅力。現在では全国32都道府県の図書館や学校で採用されており、ついにキャラクターをモチーフにした小説まで出版されるほどの人気ぶりです。
あなたの街の図書館にも来るかも?読書の楽しみ方はもっと自由でいい
「難しそう」「堅苦しい」と思われがちな図書館のイメージを、クリエイティブな発想で塗り替えたこの取り組み。もし皆さんの通う図書館や学校に、かっこいいキャラクターが描かれた案内があったら、それは「NDC男子」かもしれません。お気に入りのキャラクターの分類棚を覗いてみると、これまで出会ったことのない素敵な一冊に出会えるはずです。詳細はぜひ、