一般入試から掴んだ正二塁手!花巻東・粒来琉雲が甲子園で見せた「執念の守備」
無失策で支えた甲子園の舞台、一般入試から這い上がった努力の結晶
夏の甲子園、準々決勝で横浜高校に惜しくも敗れた花巻東。敗戦の中でも、二塁手・粒来琉雲(つぶらい・るうん)選手の堅実なプレーが多くのファンの心に刻まれました。中学までは軟式野球出身で、強豪・花巻東の門を叩いたのは一般入試から。入学当初は、周囲の選手の体格やスイングスピード、投手の球速という「圧倒的な壁」に直面したといいます。
「花巻東で野球がしたい」その一心で積み上げた努力の証
「花巻東で野球がしたい」。そのひたむきな思いだけで練習を重ね、徹底的に磨いたのが守備でした。地面と平行になるほど低く構えるスタイルを貫き、どんな打球にも対応できるよう準備を怠りませんでした。その努力は数字にも表れ、今大会では4試合無失策という鉄壁の守備を見せました。準々決勝の横浜戦でも、体勢を崩しながら一塁へ送球してアウトを奪うなど、随所で光るプレーを披露。
敗戦から学んだ悔しさ、次世代へ託す「日本一」の夢
打撃でも、左打席から逆方向へ強く弾き返すスタイルを確立し、チームの出塁率を支えました。しかし、本人は試合後に「第1打席でバントを決められなかった」と自身のミスを悔やむなど、最後までストイックな姿勢を崩しませんでした。甲子園という大舞台を経験した粒来選手は、「後輩たちに日本一になってもらうため、経験はきちんと伝えたい」と、前を向いています。彼の野球人生は、ここからまた新たなステージへと続いていきます。大会の詳細は