熊本地震から3週間、日常を取り戻すために――保育園で一日預かりが再開
震度7の被災地で進む「公費解体」と、少しずつ戻る保育の現場
2016年の熊本地震発生から3週間が経過しました。被災地では、倒壊の危険がある建物の撤去作業が進む一方で、子どもたちの笑顔を守るための「日常」も少しずつ戻り始めています。熊本県八代市では、二次被害を防ぐための緊急的な公費解体がスタートしました。地震の影響で傾いた建物が周囲に倒れかかる危険があるため、り災証明の発行を待たずに解体工事が実施されています。市によると、こうした対象建物は100棟を超える可能性があるとのことで、被災地の爪痕の深さがうかがえます。
給食も再開!「先生たちの支え」に保護者からは感謝の声
そんな中、震度7を観測した氷川町にある保育園では、17日から「一日預かり」の保育が再開されました。この園では地震により倉庫が傾き、給食室の冷蔵庫などの設備も故障。これまで午前中のみの預かりとなっていましたが、町からの食料支援により、子どもたちの昼食が提供できるようになりました。久しぶりの給食をほおばる園児たちの姿に、保護者からは「先生たちも大変な状況の中で、保育園を開いてくれて感謝の気持ちでいっぱい」という温かい声が上がっています。仕事と自宅の片付けに追われる保護者にとって、子どもを安心して預けられる場所は、復興に向けた何よりの支えとなっているようです。
今、被災地のために私たちができること
地震から時間が経つにつれ、ニュースの露出は減っていくかもしれませんが、現地では今もなお、多くの方が困難な状況の中で懸命に生活を立て直そうとしています。熊本地震の被害状況や支援に関する最新情報は、