ネパールで大規模土石流が発生 日本人5人含む安否不明者が1500人超に 一体何が起きたのか?
ネパールの山岳地帯で26日に発生した大規模な土石流が、世界中に衝撃を与えています。この災害により、現時点で死者は168人、行方不明者は1500人を超えており、被害はネパールのみならず中国のチベット自治区にまで広がっています。さらに、現地では日本人5人と連絡が取れなくなっており、懸命の安否確認が続いています。
「地震」ではなく「崩落」が原因? 専門家が分析する驚きのメカニズム
当初は地震が原因ではないかと疑われていましたが、最新の調査で意外な事実が判明しました。専門家によると、標高約5200メートル付近で大規模な氷河と岩石が崩落し、約1200メートル下方の谷へ一気に流れ落ちたことが引き金になったとみられています。この崩落による衝撃は、マグニチュード5.2に相当する揺れを引き起こした可能性があり、これが「地震」として検知されたようです。つまり、地震で崩れたのではなく、崩落が地震のような揺れを起こしたと考えられています。
川がせき止められ「天然ダム」が決壊か 下流を襲った猛烈な濁流
被害がこれほど拡大した背景には、崩落した大量の氷や岩石が川を一時的にせき止め、「天然ダム」のような状態ができていた可能性があると指摘されています。その後、せき止められた水が一気に決壊。下流にあるボテコシ川では、わずか30分で川の水位が最大9メートルも上昇するという、非常に危険な状況が発生しました。現時点では、なぜ最初の氷河崩落が起きたのか、根本的な原因については調査が進められています。詳しい状況や最新情報については、