ネパール・中国で大規模洪水が発生 日本人5人を含む1300人以上が行方不明に
突然の洪水で甚大な被害、観光客ら多数が巻き込まれる事態に
2026年8月26日、ネパールと中国の国境地帯を襲った大規模な洪水により、現地の被害が深刻化しています。ロイター通信などによると、ネパールと中国の両国で少なくとも1300人以上が行方不明となっており、この中には800人を超える外国人旅行者が含まれているとのことです。ネパール警察の発表では、死者は現時点で165人に上り、救助活動が急がれています。
日本人5人と連絡が取れず、現地では懸念が広がる
この事態を受け、在ネパール日本大使館は27日、現地でツアーに参加していたとみられる日本人5人と連絡が取れていないことを明らかにしました。大使館はネパール当局に対し、早急な捜索と救助を要請しています。行方不明となっている外国人はインド、米国、オーストラリア、英国など少なくとも25カ国に及び、現地の治安当局員や発電所の作業員など多くの人々が巻き込まれた可能性があります。
インフラは壊滅状態、二次災害への警戒も呼びかけ
今回の洪水は、チベット自治区からネパール中部に流れる河川で発生し、多数の家屋や発電所が押し流されました。ネパール当局の調査では、19の橋が崩落したほか、道路が40キロにわたって寸断されるなど、甚大なインフラ被害が報告されています。原因は土砂崩れによって川がせき止められ、それが決壊した可能性が指摘されています。現在も不安定な状況が続いており、さらなる二次災害への警戒が必要です。