太宰治も驚く?佐渡島「ドンデン高原」で体験した霧の中の“どんでん返し”な一夜
雨予報の佐渡島、大佐渡山地縦走は波乱の幕開け
歴史と自然が息づく島、佐渡。かつて太宰治が「死ぬほど淋しい」と記したこの地に、長年の謎を解くべく6日間のひとり旅に出ました。第3回となる今回は、佐渡最高峰の金北山を臨む「ドンデン高原」での物語です。旅の2日目は、あいにくの土砂降りの雨。本来ならドンデン高原まで歩いて登る絶景ルートを計画していましたが、山の天候は甘くありませんでした。潔く登山を諦め、バスで直接標高900mの高原を目指すことに。しかし、窓の外は真っ白。霧の中を泳ぐようにたどり着いたのは、想像とは少し違う場所でした。
山小屋と思いきや…そこは驚きのオアシスだった
視界わずか5メートルという濃霧の中、ようやく姿を現したのは八角形の屋根が可愛い「ドンデン山荘」でした。実は、もっと無骨な山小屋をイメージしていたのですが、目の前に現れたのは軽井沢のペンションのようなおしゃれな雰囲気。入り口には夜景を楽しみながら乾杯する写真のパンフレットもあり、ガチガチの登山装備で突撃した私は、一瞬自分が場違いな場所に来てしまったのではないかと焦りました。果たして、この霧深い絶景の地でどんな夜が待っていたのか。旅の続きは、今回訪れた