安倍元首相銃撃事件・金子恵美氏「判決理由に腑に落ちる部分も」とコメント
2022年7月に安倍晋三元首相を銃撃し殺害した山上徹也被告(45)に対する無期懲役の判決を受け、元衆院議員の金子恵美氏(47)が自身の見解を述べました。21日放送のABCテレビ「newsおかえり」に出演し、事件と判決について語りました。
昭恵さんの心情と国民の同情
番組では事件の概要や、安倍元首相の妻である昭恵さんのコメントが紹介されました。金子氏は昭恵さんの言葉に対し、「これまでも意見陳述で心情を語られていたので、遺族の気持ちとして訴えるものが大きく、心痛めます」と深い同情を示しました。また、山上被告の不遇な生い立ちが裁判を通してクローズアップされたことについて、「国民の中でもそこに対しての同情的なものが凄く高まった」と指摘しました。
量刑の焦点と判決理由
今回の裁判の最大の争点は量刑でした。山上被告の母親が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に多額の献金を行い、家庭が困窮した被告の生い立ちを、裁判員らがどのように評価するかが焦点となりました。しかし、判決では山上被告が「(安倍元首相の襲撃は)本筋ではない」と思いながらも、旧統一教会への襲撃の見通しが立たないことから「これ以上待てない」という自身の都合を優先したことが、短絡的で自己中心的な意思決定であると判断され、無期懲役が科されました。
「なぜ安倍さんだったのか」金子氏が判決理由に疑問
金子氏は、今回の判決について「確かに宗教2世の問題を浮き彫りにした社会的意義はあると思うが、私自身はやはり行き着くところ、一番気になっているのが、なぜ襲撃対象が安倍さんであったのか。最後まで明確にはならなかったというのが、先ほどの判決の理由に出てきていて。なかでも“本筋ではない”という言葉は、あくまで統一教会が狙いだとしたら、なぜそこではなかったのか、というのは最後までモヤモヤしたままだったのが、今回の判決理由として腑に落ちるところは私はありました」と、事件の動機に対する疑問を呈しました。判決理由の一部に納得できる部分はあるものの、根本的な疑問が解消されないままだったことを明らかにしました。
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