オイシックス桑田CBO「新たな挑戦」始動!グラウンド整備も自ら行う熱意
昨季まで巨人2軍監督を務めた桑田真澄氏(57)が、今季からオイシックスのチーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)に就任。静岡県伊豆市で春季キャンプをスタートさせ、新興球団の育成と強化に情熱を燃やしています。
「のんびりしてるでしょ」と笑顔で迎えた記者
山々に囲まれた志太スタジアム。桑田CBOは、ジャージー姿にオイシックスの帽子を着用し、「のんびりしてるでしょ」と朗らかな笑顔で記者を迎えました。場所は変わっても、“桑田流”は健在。練習中は、巨人2軍監督時代と同様に、選手の守備練習をサポートし、熱い視線を送っていました。
巨人を退団、オイシックスCBO就任の背景
昨年10月に巨人を退団し、12月にオイシックスのCBO就任が発表されました。「また新たな挑戦をしたいなと思いまして」と語る桑田CBOは、巨人での5年間の指導経験を「全てオイシックスに注入していきたい」と意気込みを語ります。
育成とチーム強化の両立を目指す
2軍公式戦への参加を目指すオイシックスは、勝率5割以上でのAクラスと、観客動員数の増加を目標としています。桑田CBOは、育成とチーム強化という難しいテーマに対し、「サイエンス」「バランス」「リスペクト」に加え、“機動力”をキーワードに挑みます。「一つずつ、きっちりできるチームにしていきたい。隙のない野球をやるとかですね」と、具体的な取り組みを明かしました。
盗塁王の戦術をオイシックスにも
昨季、巨人2軍はイースタン・リーグ優勝を成し遂げ、その原動力の一つが138個の盗塁でした。オイシックスの武田勝監督は、「去年、桑田さんが2軍で監督をされている時に、うちがまんまとやられた作戦。ピッチャーを早い回に降板させられているイメージがある」と振り返り、その戦術を取り入れ、相手にプレッシャーをかけられるチームを目指すと語りました。
“親心”から生まれる厳しい指導
桑田CBOは、就任以来、多くの意見を現場に伝えています。「アップの仕方から、ミーティングの仕方から提案してます。『こうした方がいいと思うけど』ということと、『こうするべきだ』というのがある」と語り、時には厳しい口調になることも。しかし、それはオイシックスのためを思う“親心”から生まれるものなのです。
プロの球団として最低限の環境を
キャンプ地のグラウンドを眺めながら、桑田CBOは「フロントも、環境もまだまだ改善しなきゃいけないと思います。グラウンドの整備も本来は、専門職が来てやるべきだと僕は思うんです」と現状への課題を指摘。連日、自らグラウンドに水まきをし、ほうきを持って整備をしてきました。「プロの球団として最低限の環境は整えなきゃいけないと思う」と、プロの球団としての成長を強く願っています。
選手への温かいまなざし
桑田CBOは、選手たちに対し、「選手はよくやってますよ。一生懸命やっている姿を見て、何とか彼らのレベルを上げたいなと思ってます」と温かいまなざしを向けます。巨人軍のエースとして活躍した名投手が目指す「新たな挑戦」。桑田CBOらしく、効率良くコツコツと育て、じっくりとチームを強化し、熟成させていくことでしょう。