李在明大統領、日韓関係発展に期待「未来を共に切り開くべき時」と呼びかけ
韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が1日、日本からの独立を記念する「三・一独立運動」の式典で演説し、日韓関係の発展に向けた日本側の協力に期待感を表明しました。就任後初めての式典参加となり、その言葉に注目が集まっています。
日韓関係の新たな一歩を期待
李大統領は演説の中で、「(日韓)両国が『真の理解と共感に基づく仲の良い新しい世界』を切り開くために、日本政府も答えてくれることを期待しています」と述べました。過去の歴史的背景を踏まえつつも、未来志向の関係構築への強い思いが込められています。
また、韓国には今も「胸が痛む歴史の痕跡が残っている」と認識を示しつつも、「厳しい国際情勢に直面している今こそ、日韓両国が現実に対応し、未来を共に切り開くべき時」だと強調しました。現実的な視点と未来への希望が共存するメッセージと言えるでしょう。
シャトル外交の継続と北朝鮮問題への取り組み
さらに、李大統領はシャトル外交を継続し、両国の関係発展をより具体的に実感できるよう積極的に取り組む姿勢を示しました。シャトル外交とは、両国首脳や閣僚が相互に訪問し、直接対話を行うことで関係を深める外交手法です。
加えて、北朝鮮とアメリカの対話再開に向けた「ペースメーカー」としての役割を果たす考えを示し、北朝鮮に対し対話の場に出るよう呼びかけました。朝鮮半島の平和に向けた積極的な姿勢をアピールしています。
この演説は、日韓関係の改善と、東アジア地域の安定に向けた韓国の強い意志を示すものとして、国際社会からも注目されています。