【WBC】大谷翔平が「平和大使」に!宿命のライバル・韓国との関係性を実力と人柄で変えた
野球ファンなら誰もが注目したWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、大谷翔平選手(ドジャース)の存在が、日本と韓国の長年の緊張関係に大きな変化をもたらしていることが明らかになりました。宿命のライバルと言われてきた両国ですが、今大会ではその関係性に明るい兆しが見え始めています。
激闘を制した侍ジャパン、韓国との関係性に変化の兆し
WBC準々決勝を目前に控える侍ジャパン。1次ラウンドC組で共に突破した韓国は、すでにドミニカ共和国戦に臨み、大会は佳境を迎えています。過去には、両国間の試合で様々な火花が散ってきましたが、今大会ではその雰囲気が一変。その大きな要因こそ、大谷翔平選手の存在だったのです。
過去の確執と、変わる空気感
2006年のWBC第1回大会では、イチロー氏が韓国に対し発言したことが、韓国メディアで大々的に報道され、両国間の緊張を高めました。以降、韓国チームが日本戦でパフォーマンスを見せるなど、特別な感情が交錯する関係が続いていました。直近では、前回大会前に韓国の投手が大谷選手への“故意死球”をほのめかす発言もあり、物議を醸しました。
大谷翔平選手の行動がもたらした変化
しかし、今大会ではその空気感が大きく変わりました。7日の日韓戦では、韓国の金慧成選手が同点2ランを放った際、対戦相手でありながら大谷選手がベンチから拍手で祝福する姿が韓国メディアで大きく取り上げられました。また、金選手が台湾戦で盗塁を成功させた際や、敗戦後に涙を流す姿に、日本のファンもSNSで応援のメッセージを送るなど、両国のファン同士の交流も生まれ始めています。
「平和大使」と呼ばれる所以
韓国球界関係者は、「大谷選手の存在そのものが、韓国のファンの日本に対する過去の反感を和らげたように思います。彼は人柄も最高ですが、韓国に対しても好意的でいてくれるためにそう感じさせるのだと思いますね。」と語っています。大谷選手の圧倒的な実力と、相手への敬意を忘れない人柄が、両国間の関係改善に大きく貢献しているのです。
新たな日韓関係への期待
過去20年間、解消されなかった両国球界の緊張関係を、たった一人で緩和させることに成功した大谷選手。関係者は、「互いを尊重しつつ『絶対に負けたくない』と思い合う関係性は素晴らしいものだと思います。ただ、ライバルと呼ぶには韓国の最近の戦績があまりに劣っているので、今回のベスト8進出をきっかけにさらに奮起してもらい、再びいい関係性を築けていけたらと願っています」と、今後の日韓球界の発展に期待を寄せています。