イラン新最高指導者にハメネイ師次男・モジタバ師を選出!緊迫の情勢下で決定的決断
イランの専門家会議は、先月爆死したアヤトラ・セイエド・アリ・ハメネイ最高指導者の後継者として、その次男であるモジタバ・ハメネイ師を選出しました。この決定は、イラン国営メディアを通じて8日(現地時間)に発表されました。
緊迫の状況下での後継者決定
専門家会議は声明の中で、「緊迫した戦争状況と敵の直接的な脅威にも一瞬も躊躇しなかった」と表明。慎重かつ包括的な審議の結果、モジタバ師を選出したと説明しています。ハメネイ師は、米国とイスラエルの空爆により先月28日に死亡しており、その後、イラン国内では後継者選びが急務となっていました。
モジタバ師の人物像と影響力
今年56歳のモジタバ師は、父親であるハメネイ師の影響力を背景に、イラン国内で実力者として台頭してきました。特に、イラン・イスラム革命防衛隊(IRGC)や情報機関内での影響力が非常に強いとされています。長年にわたり有力な後継候補と目されてきた人物です。
発表の遅れと米国の反応
モジタバ師の選出に関する報道は3日から出ていましたが、イランは米国やイスラエルの攻撃の脅威を理由に、最終決定と発表を先送りしていました。安全上の懸念から慎重を期した形です。
これに対し、ドナルド・トランプ米大統領はABCニュースのインタビューで、「彼は我々の承認を受けなければならない」と述べ、自らの承認なしに就任したイランの次期最高指導者は長く持たないだろうと警告しました。今後の米イラン関係にどのような影響を与えるか、注視が必要です。