イラン新最高指導者にモジタバ・ハメネイ師を選出!米イスラエルとの緊張高まる
イラン国営メディアは9日、2月28日に米軍とイスラエル軍の攻撃で殺害されたアリ・ハメネイ師の後継として、その次男モジタバ・ハメネイ師(56)を新たな最高指導者に指名したと報じました。この決定は、イラン国内だけでなく、国際社会にも大きな影響を与える可能性があります。
専門家会議による選出
モジタバ師は、聖職者で構成される「専門家会議」によって最高指導者に選ばれました。専門家会議が新指導者を選出したのは、1979年のイラン・イスラム共和国誕生以来、ルホラ・ホメイニ師の死去の際、アリ・ハメネイ師が選出されて以来、2度目となります。このことは、イランにとって極めて重要な転換期であることを示唆しています。
トランプ前大統領の介入批判
この人事に、米国のドナルド・トランプ前大統領は強く反発。イランの次の指導者の任命には自分が関与すべきだと主張し、モジタバ師の選出は「容認できない」と批判しました。米国のイランに対する強硬姿勢は今後も継続する見通しです。
舞台裏の重要人物
モジタバ師は、これまで表舞台にはあまり姿を現さず、舞台裏で大きな影響力を振るってきたとされています。特に、イスラム革命防衛隊やその傘下の民兵組織バシジとのつながりが深く、強硬派としての側面が注目されています。2019年には、米財務省からイスラム革命防衛隊の「コッズ部隊」やバシジとの関係を理由に制裁対象に指定されています。
イスラエルとの緊張
イスラエルの関係者によると、先週の攻撃ではモジタバ師を標的としたものの、負傷させるにとどまったとのことです。イランとイスラエルの対立は激化しており、今後の展開が国際社会の注目を集めています。
モジタバ師の最高指導者就任は、イランの政治体制に大きな変化をもたらす可能性があります。今後のイランの動向、そして国際社会との関係に目が離せません。