【WBC】チェコ代表・サトリア、5回2/3無失点の好投!スタンディングオベーションで引退飾る
3月10日、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)1次ラウンドC組の日本対チェコ戦で、チェコ代表のオンジェイ・サトリア投手が5回2/3を6安打無失点の素晴らしい投球を見せました。球数制限まで投げ切ったサトリア投手は、降板時にスタンディングオベーションを受け、チームメートと抱き合いながらベンチへと戻りました。
大谷翔平からも三振を奪った“電気技師”のラストダンス
29歳のサトリア投手は、今大会限りで代表引退を表明しており、試合前にはハジム監督から「今夜は彼のラストダンスになるだろう」とエールを受けました。120キロ台の速球、110キロのチェンジアップ、100キロ台のカーブを織り交ぜた投球は、日本の打者を翻弄。特に「最も得意な球種」というチェンジアップで、岡本和真選手、周東佑京選手、牧原大成選手を空振り三振に仕留めました。村上宗隆選手も無安打に抑えるなど、その実力を存分に発揮しました。
元阪神・星野伸之氏を彷彿とさせる投球術
無走者時でもクイックを織り交ぜるなど、その投球術は元阪神タイガースの星野伸之氏を彷彿とさせると評されました。職業は電気技師という意外な一面も持ち合わせており、23年の前回WBCでは大谷翔平選手からも三振を奪ったことで話題となりました。
日本での人気に感謝「キャリアのご褒美」
昨年9月には、大阪・関西万博のチェコ館でサイン会も開催されるほど、日本での人気が高まっています。サトリア投手は「僕にとって、キャリアのご褒美のようなもの。チェコでは誰も僕のことを知らないが、日本ではみんなが知ってくれている。ここで有名になれたのはとてもうれしい」と語り、15歳から伸ばしている自慢のひげをさすりながら、日本での経験を振り返りました。
サトリア投手の熱投は、チェコ代表にとっても、そして野球ファンにとっても、忘れられないラストシーンとなりました。