WBC優勝候補アメリカ、まさかの敗退危機!メキシコ&イタリアの“戦略的談合”の可能性も?
野球ファンなら誰もが注目する「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」で、優勝候補筆頭だったアメリカ代表がまさかの敗退危機に瀕しています。3月11日(現地時間10日)のイタリア戦で8対6で敗れ、戦績は3勝1敗。今後の試合展開によっては、1次ラウンドで姿を消してしまう可能性も出てきました。
アメリカ代表の苦戦と背景にある事情
ニューヨーク・ヤンキースの主砲、アーロン・ジャッジ選手をキャプテンに迎えたアメリカ代表は、メジャーリーグのスター選手が集結した“ドリームチーム”として大会前から大きな期待を背負っていました。しかし、その戦いぶりには、これまでとは違う“本気度”が伺えないという声も上がっています。
その背景には、2028年のロサンゼルス五輪での野球競技復活を見据えた戦略があります。アメリカ代表にとってWBCは、五輪に向けた“前哨戦”としての位置づけであり、MLB各球団は主力選手を惜しみなく派遣しています。しかし、近年アメリカ国内ではサッカー人気が高まり、野球人気が低下しているという現状も。MLBとしては、WBCでの勝利を通じて“ベースボール大国”としての地位を確立したいという強い思いがあるのです。
イタリアvsメキシコの最終戦が鍵
現在、プールBの戦績は、アメリカが3勝1敗、イタリアが3勝、メキシコが2勝1敗となっています。12日(現地時間11日)に行われるイタリア対メキシコの“最終戦”の結果が、アメリカの命運を大きく左右します。
イタリアが勝利すれば、4勝で1位通過が決定。アメリカも2位で決勝トーナメント進出を決めます。しかし、メキシコが勝利した場合、3チームが3勝1敗で並び、“失点率”で順位が決まります。イタリアは負けても4失点以内なら1次ラウンド突破、5失点以上なら敗退。メキシコは最小得失点で勝利すれば決勝トーナメント進出。そして、メキシコが大量得点でイタリアを退けた場合、アメリカが2位で突破することになるのです。
囁かれる“戦略的談合”の可能性
この複雑な状況から、一部ではイタリアとメキシコの間に“戦略的談合”が行われるのではないかという声も囁かれています。メキシコがイタリアに勝利した場合、アメリカの決勝トーナメント進出の可能性が高まるため、両チームが“シナリオ”を共有しているのではないか、という憶測です。
いずれにせよ、アメリカ代表には、自らの力で運命を切り開くしかありません。厳しい状況下で、どのような戦いを見せるのか、今後の展開から目が離せません。