センバツ準々決勝、花咲徳栄は智弁学園の猛攻に屈し惜敗!プロ注目右腕・黒川凌大も「これが甲子園だ」と実感
第98回選抜高校野球大会の準々決勝で、花咲徳栄高校(埼玉)は智弁学園高校(奈良)との激戦を制することができず、8-12で逆転負けを喫しました。選抜初のベスト4進出はなりませんでした。
初回に掴んだリードを守り切れず
花咲徳栄は初回、5安打を集中させ一挙に6点を奪うビッグイニングを演出。選抜大会での初回6得点以上は、2019年の山梨学院戦で札幌第一高校が記録した10点以来、7年ぶりの快挙でした。さらに2回にも2点を加え、8-0と大きくリードを広げました。しかし、智弁学園の粘り強い反撃に投手陣が対応できず、徐々にリードを削られていきました。
プロ注目右腕・黒川凌大、苦戦を振り返る
7-8と1点差に迫られた5回2死一、三塁の場面で4番手としてマウンドに上がったプロ注目の右腕、黒川凌大選手(3年)は、智弁学園の4番・志村塁選手に2点適時二塁打を浴び、逆転を許してしまいました。6回にも連続適時打を許し、3失点を喫しました。試合後、黒川選手は「悔しかったっていうのが、今回の大会、全部だと思うんで、全然うまくいかなかったです」と肩を落としました。
この日の黒川選手の投球内容は、3回1/3を5安打1四球、3奪三振、3失点でした。自身の投球について「スタミナは悪くなかったんですけど、追い込んでから甘かったので」と分析し、試合会場の雰囲気を「スタンドの圧っていうのが…。まあ、これが甲子園だなって」と振り返りました。
敗戦から得た学び、夏の大会へ
黒川選手は、東洋大学姫路高校との1回戦で2失点完投勝利、日本文理高校との2回戦では7回1安打無失点と好投を見せていました。今回の敗戦を糧に、夏の大会に向けて「今回の大会相手をもう、しっかり、絶対抑えて。中京(大中京)打線の勢いが、ちょっと止められなかったと思うんですけど、その点はどうでした?」と語り、更なる成長への決意を表明しました。
また、母親との二人三脚で甲子園に臨んだことについては、「もっと小さい時から、一緒に、野球、ずっと励んできて……。ここまで来れたのは、母のおかげですし。後半、バテてしまったのも、もっと……」と感謝の思いを述べました。
悔しい敗戦を乗り越え、黒川選手が夏の甲子園でどのような活躍を見せるのか、今後の成長が期待されます。