地震でXが使えなくなった?茨城県南部地震で露呈した日本のSNS利用の実態と課題
4月1日10時6分頃に発生した茨城県南部を震源とするマグニチュード5.0の地震。栃木県では最大震度5弱を観測し、その影響でX(旧Twitter)へのアクセス障害が相次ぎました。多くのユーザーから「閲覧しづらい」「ポストできない」といった声が上がり、一時的にXの機能がほぼ停止した状態になったという報告も。
地震発生直後からアクセス集中
障害発生状況を伝えるサイト「
エイプリルフールと重なった混乱
今回の事態に対し、ネット上では困惑の声が広がっています。ちょうどエイプリルフールと重なったこともあり、「Xの不具合で投稿できずに終わった」といったコメントも見られました。また、「大規模な震災時にXが使えないのは本当に困る」「こんなんじゃ災害時に全く役に立たない」と、災害時のインフラとしての脆弱性を指摘する厳しい意見も目立っています。
日本におけるXの特殊な立ち位置
今回のアクセス障害の背景には、日本特有の「災害時にXへのアクセスが集中する」という現象があると考えられます。東日本大震災(3.11)前から、地震発生時にXで情報収集や安否確認を行うことが定着しているため、地震を感じるとすぐにXにアクセスする人が多いのです。
Xの驚くべき利用率
Xの公式発表からも、日本におけるXの利用率の高さが裏付けられています。Xのプロダクト責任者であるNikitaBier氏は、3月28日に「日本は世界中のどの国よりもデイリーアクティブユーザー数が多く、Xに費やす時間も長い」「国民の3分の2以上が月に1回はXを利用している」と投稿。XCorp.Japanもこの情報を引用し、「日本でのXの利用は凄い」とコメントしています。
災害時の依存度を見直す声
このように、日本は世界で最もXが生活に密着している国であるからこそ、有事の際のアクセス集中によるサーバーダウンが起きやすい環境にあると言えるでしょう。一部からは、「アルゴリズムの変更で時系列表示が弱まり、肝心な時の接続も不安定になるのであれば、別のSNSに移る未来も近いかも」と、災害時におけるXへの過度な依存を見直す声も上がっています。
防災対策の重要性
特務機関NERVの公式アカウントは、Xの不具合発生に備えて、専用の防災情報アプリを利用することを推奨しています。今回の件を教訓に、複数の情報源を確保し、SNSだけに頼らない防災対策の重要性を改めて認識しておく必要があるでしょう。